2018年 住まいのデフォルト性能
おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝もマイナス3度の美濃地方です。一昨日の雪も終日降り続き昨日の朝は快晴ですが一面銀世界さて、2017年もあと数日住宅業界には大きな変革の波が押し寄せた一年でした。日経ホームビルダーや建築知識ビルダーズ、新建ハウジングプラスワンなどの住宅業界の専門紙では省エネやZEH、耐震をはじめとした住宅性能の記事が掲載されない月はありません。従来の家づくりで一般の消費者が重視してきた項目が大きく変化しました。間取り、デザインといった項目は変わりませんが耐震性能、冬の暖かさ、夏の涼しさ、省エネ性といった項目が上位に顔を出しています。2020年には新築住宅を建てる時、一定の省エネ性能が義務付けられます。パリ協定によるCO2削減目標の設定がなされましたが2020年の省エネ義務化、ZEH(ゼロエネルギーハウス)もそれを睨んでのことです。大きな流れは止められません。2018年には新築住宅で性能の良いのは当たり前、暖かく、涼しく、電気代が安いのは住宅のデフォルト性能(あらかじめ設定されている標準の状態)のはず・・・?これから新築住宅を検討される方はおそらくその意識があると思われますが現実には多くの家がそのような状態にあるわけではありません。暑さ寒さでストレスを感じないためには断熱や気密の性能が大切ですし、電気代でびっくりしないためには省エネ性能がいざというときには耐震性能が大事になります。簡単に言えば普段の生活は電気代を心配せずに健康、快適にいざというときも安心安全にというのが2018年の住まいのデフォルト性能皆さんがそのような住まいに巡り合えますよう紙太材木店は来年も性能にこだわりながら同時にデザインや価格の点でも精進していくつもりです。年内最後の更新となりますが読者の皆様、よいお年をお迎えください。来年もこのブログにお立ち寄りいただくことを楽しみにしています。