住宅用機械換気装置を取り巻く環境はまだ発展途上か
建築の日本展 森美術館おはようございます紙太材木店の田原です。昨日は週末に地鎮祭があるのでその敷地の草刈以前、下見していたので作業時間は草刈り機を使えば30分か1時間と予想これなら真昼でもできるだろうしいい汗かいてビールが美味しくなると昼一番の1時からスタートところがこの夏の暑さに耐えた草は半端なく固い、背丈も私の身長ぐらいのものも・・・と言うことで帰ってこれたのは5時疲労困憊の半日でした。さて、先日東京に出張IBEECの「住宅用機械換気設備の計画と性能評価」のセミナーがありました。講師は建研の澤地先生と高知工科大学の田島先生かなり期待していたのですが内容は基本編8月の初めにあった北海道建築技術協会主催の「スウェーデンの換気最新事情」のセミナーさすがに北海道まではということで行かなったのですが聞いてみると内容は非常に興味をそそられるもの考えてみれば名古屋~東京の新幹線は片道1万円ほど航空券は名古屋~札幌は安ければ1.5万円で片道5千円しか違いません。つまり中部地方に住んでいれば東京に行くのと5千円くらいの差で日本中どこへでも行ける時代になったわけで新たな知識の習得に必要なのは時間と好奇心ということになります。今回の東京出張の収穫は北は北海道から南は九州まで行動の範囲は日本中 東京+5千円と認識できたことでしょうか。psスエーデンの最新換気事情山本亜耕さんが車に例えて分かり易く言っています。いくら性能のよい車(換気装置)ができても安全安心な車社会にするにはそのインフラ整備が不可欠車検制度や交通法規の教育と言った車を取り巻く環境整備が大事であるように換気設備も20年30年安全安心して使えるような環境が大事だけどその設計がなされてこなかった、あるいはその仕組みが整っていないといまの日本の現状を指摘しています。長期にわたるメンテナンスの仕組み作りをどうするかが今の日本の抱えている問題ですがそれは単にお客さんにメンテナンスの重要性を伝えるという単純な問題ではありません。換気装置をメンテナンスしてくださいねと言ってもエアコンのフィルターのメンテナンスさえほとんどの方がしていません。言ったり伝えたりすることは大切ですが換気装置を取り巻く様々な環境整備が今の日本ではまだできていません。その主な責任は設計者にあると考えるとやらなければならないことは沢山あります。