普遍的な家のかたちがわかる 堀部安嗣「住まいの基本を考える」
おはようございます、紙太材木店の田原です。土曜日からお休みの方は既に3日目に突入した10連休いかがお過ごしでしょうか。上の二冊は連休中に読む本予定中村さんの本は図面集なので最初にプランの変遷についての文章がありますが大半が図面と写真なので一般の方向けと言うより実務者向けですが堀部さんの本は現代の日本の住まいの多くが失っているものを再度見直して「住まいの基本を考える」機会になる書特に新築注文住宅を検討の方には読んでいただきたい本と同時に多くの建築関係者にも読んでいただきたい本です。特に住宅をただ単に経済的なモノとしか見ていない建築関係者や不動産業者には是非読んでいただきたいけどそんな連中はそもそも本を読まないし中村さんも堀部さんも知らないから期待するほうが無理かもしれませんがこれから家を建てる方にとって必ずプラスになります。住まいの基本を知ったうえでプロのHMや工務店、設計事務所と話をするのと建築素人の状態でプロと話をするのとでは出来上がってくる住まいも雲泥の差があります。設計者や工務店のオヤジ、HMの担当者がどんな設計思想であるいは想いでその家を建てているのか、造っているのか単に表面に現れる性能やデザイン、設備だけを見るのではなくそこに至った過程を知ることでその家の本質が見えてきます。普遍的な家のかたちとはどんなものか家を建てる前に知っておく必要があります。アマゾンのレビューではオガスタの相模さんが本質的な解説をしてますのでご覧になってください。