経年変化が気持ちいい 本荘中ノ町の家
おはようございます、紙太材木店の田原です。暖かい日が続きましたが、今日は平年並み寒さになりそうな美濃地方。日中も10度まで行くかどうかですが、日差しを体感できるような設計の家であればなんとかなりそうです。昨日は、先週末に引き続き、本荘中ノ町の家の2年点検。ご主人のお休みが昨日だったので合わせていただきました。お引渡し前後に生まれた双子のお子さんは既に2歳。片づけた端から散らかしてくれます、と奥様。外壁の木部の色はいい塩梅に焼けたり、抜けたりで馴染んできたと言ったほうがあっているかもしれません。2階に3つの窓が並んでありますが両端の窓は室内側でシェードをしていて、日差しを入れないようにしています。真ん中の吹抜けにある窓だけで日射を入れています。日射がもったいないと思われるかもしれませんが、シェードをしないと室内がオーバーヒート、つまり暑くなりすぎます。お伺いした時は朝の9時でしたが、ご家族みんな素足です。この時期に暑くなりすぎるのなら他の季節はどうなるんだとなるかもしれませんが、心配ありません。日射対策は万全。サッシの外で北面を除くすべての窓で対応できます。お褒めいただいたのは、一階の掃出しサッシのガラリ戸。このガラリ戸、一般的にはサッシのすぐ外側で閉開できるようになっていますが、サッシから離れて開け閉めできるようにしています。つまり、サッシとガラリ戸の間に空間があるんですね。こんな具合です。夏はエアコンの効いている室内からデッキのプールで水遊びをしているお子さんをご覧になれますし、ガラリ戸を閉めても閉塞感がありません。視線も室内側からは見えますが、外からは見えません。いいこと尽くめのガラリ戸とお褒めいただきました♪