わずか3年で...
おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日の朝は土砂降りの雨でしたが、今朝は打って変わって快晴。梅雨とは思えないほど気持ちのいい朝です。昨日のブログのアクセス記録を見ると、3年ほど前に書いたブログに10件ほどのアクセスがありました。「埼玉の行列のできる工務店は付加断熱+トリプルサッシだった」というものです。これは埼玉の夢建築工房で、先日の新住協の理事会でも一緒だった岸野さんの会社です。3年ほど前に新住協の事務局長の会澤さんと一緒に、中部東海支部に来られたのでその時のことをブログに書いたものです。既にその当時、岸野さんの会社では付加断熱+トリプルサッシが一般的ということでしたし、2年先まで予定が入っていて行列ができているという状態と聞いて随分驚きました。3年前というと、紙太材木店では付加断熱+トリプルサッシをされる方はまだ5割程度でしたから、関東地方と東海地方では住まい手の意識の差が随分あると感じたものです。地域による意識の差は実は今でもあって、紙太材木店に対する問い合わせの半分以上が愛知県からです。情報の格差という点ではネットの時代ですからほとんど違いは無いはずですから、人口比から言えば圧倒的に愛知県のほうが多いのでその関係もあるのかもしれません。また、ネット情報ではなく身近な情報のなかで、付加断熱や高性能な家の情報に接している機会が多いのかもしれません。現在では紙太材木店に来られる方の多くは付加断熱を希望され、ここ2年ほどの間に建てた家は100%付加断熱をしていますが、付加断熱しなければならないわけではありません。Ua値だけからの判断では無理ですが、Q値やC値から年間の冷暖房費だけでなく、その家に住むことで年間どれだけの燃費がかかるのか?日射を豊富に利用し同時に制御できる設計であれば6地域に住んでいる場合、必ず付加断熱しなければならないわけではありませんが、性能も含めた設計力が問われます。家を建てるための限られた予算を100%有効に使おうとすると性能や燃費の計算は必須ですが、そのようなことを知っていなければ残念ながら資本主義の世の中ではいいカモ。素敵なキッチンやインテリアは魅力的ですし、気持ちは惹かれますが冷静に考える必要があります。と言うことで久しぶりに岸野さんの会社のHPを覗いたら、新規のお客様に対してWEB会議形式での説明をしているとのこと。ZOOM打合せや、Google Meetも慣れてきましたから、早速、紙太材木店でもその打合せ形式を取り入れたいと思います。お問い合わせ時にその旨記載していただければ可能ですのでお気軽にご連絡ください。