迷わず
おはようございます、紙太材木店の田原です。今年も残すところ10日余りです。紙太材木店の仕事納めは、28日ですから1週間と言うことになります。この間にいろいろ詰め込んだあれやこれやをしなければ・・・先日、新住協の事務局から今年から始まった鎌田先生の全国ツアーの案内が来ました。オープンセミナーですから誰でも参加できます。リアルとオンラインで新住協の会員以外は3000円既に、東京や名古屋は開催済みです。オープンセミナー内容は『断熱等級6~7はこうしてつくる』です。なぜ、等級6以上か?現在断熱性能等級は1から7まであります。等級4は2年前まで最高等級でした。大手のHMや住宅会社はそのことを宣伝文句にしていましたが、今やそんなことは言えなくなってしまいました。皆さん、お判りのように時代が動いているというか変化しているんですね。しかも、その変化は終わったわけでなく今後も変わっていくことが分かっています。現在のところ住宅の性能において、国が義務化しているのは耐震性だけです。実はこの耐震性も1981年を境にその後何度も改定され強化されています。国の基準と言うのは一度制定されると順次改定され、強化されていくことが分かります。住宅の断熱性についてもいったん制定され、義務化されれば順次強化されていくのは目に見えていましたからそのことに反対するHMも多くいました。実は本来この住宅の断熱性の義務化は、2020年から始まることが決まっていました。それが直前になって無期延期・・・義務化に向けて頑張ってきた人達の多くが失望しましたが温暖化や省エネと言いう時代の流れを背景に、2025年から義務化がスタートすることになりました。(復活までには関係者の不断の努力がありました)さて、その2025年の断熱性能の義務化。義務化と言うのは必ず達成してなければ家を建てられなくなることです。その基準が、2年前まで最高等級だった等級4です。先ほど耐震性も一旦基準が決まると順次改定され強化されていくという話しをしましたが、断熱性能等級についても同じ道筋が見えています。既に2025年の義務化のあと、2030年には更に強化することが決まってます。国交省も既にこう言ってます。「家選びの基準が変わります」断熱性能等級1から7まであると言いました。2年前まで4が最高等級でしたが6と7が出る前の昨年は5が最高等級でした。5が出て、少し間をおいて6と7が出たんですね。2030年にはどういうことになるかと言うと現在の断熱性能等級4の家は建ててはいけないレベル断熱性能等級5は最低レベルになります。更に23年後の2050年はカーボンニュートラルの時代。35歳で家を建てて23年後は58歳です。2030年に最低レベルの等級5で建てた家の評価は?と言うことで「断熱性能等級6~7はこうしてつくる」です。① 2024/1/30(火) 札幌エルプラザ3Fホール② 2024/1/31(水) とかちプラザ講習室402③ 2024/2/14(水) 新潟テルサ2F中会議室④ 2024/2/15(木) JA長野県ビル12階C会議室⑤ 2024/3/7(木) ⼤阪中央公会堂小会議室⑥ 2024/3/19(火) 石川県地場産業振興センター本館1F第7研修室■主催 新住協 ■後援 硝⼦繊維協会■参加費(会場参加、ZOOM配信視聴どちらも同じ)・新住協会員:1,000円 ・⼀般:3,000円■講師 室蘭⼯業⼤学 名誉教授 鎌⽥紀彦先生尚、4月以降も、北東北・南東北・四国中国・九州での開催にむけて準備を進めたいと考えています。お申し込みはこちら銀行ローンで100万円借りると35年返済なら毎月3000円ほどの返済。後から断熱性能を上げようとすると100万円ではムリですし、暖房代は毎年のように値上がりします。35年と言う長期で見れば電気代が今より高くなることはあっても下がることはありません。100万円断熱性能を上げることに使うかまだまだ上がる暖房費に使うか50年住むことを考えると迷うことはありません。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから