新住協の総会では
おはようございます、紙太材木店の田原です。9月も最終日。明日から10月、今年も残り3か月。今週は新住協の総会が香川県の琴平で開催されます。推進会員の各メーカーの展示ブースもあり。サッシや断熱材、換気装置をはじめ高性能な家づくりに欠かせない資材メーカーのブースもあったりで今から楽しみです。今回は木製サッシメーカーの参加も多いですし、YKKもAPW631(木製サッシ)で参加します。サンゴバンもECLAZ(イークラッツ)で参加予定。総会では毎回新住協の会員の建てた家のバス見学ツアーがあるのですが、今回のツアーでは佐藤の窓の組立工場の見学も入っています。もともと佐藤の窓は工務店でもあるパッシオパッシブの佐藤さんが新規の事業で始められたもの。今回はパッシオパッシブのモデルハウスにも行く予定です。鎌田先生の基調講演もあるのですが、実は一番の目的は全国の工務店の皆さんとの交流の場である懇親会です。昨年の青森に続き今年も温泉旅館スタイル琴平温泉が会場なんですが、以前は丸いテーブルを8~10人が囲むスタイルでした。温泉スタイルは100畳敷きの畳の宴会場お膳を前に浴衣スタイルという昭和な宴会ですが、椅子にテーブルより勝手に移動して座り込めるのでこの方が込み入った話ができるんですね。次年度の総会の開催場所は毎年この総会の締めで発表されます。総会の前の理事会で審議して決めるのですが、今回の総会をどこで開くかコロナ明けと言うこともあって決まっていませんでした。なので今回香川で新住協の総会を開くことも、青森の温泉宿の昭和な宴会場の片隅で決まりました。展示品やモデルハウスなど最新のものや設計や施工などを見ることは大切ですが、その裏にあるものあるいは意図と言ったものは結局その人とコミニケーションをすることでより多く得られます。世間では高断熱高気密あるいは高性能住宅と言われていますが、会員の中ではそれは普通の事なので一般に言われるようなUa値やC値がどうのこうのと言う話しはありません。話しの中心になるのはその先にあるデザインや耐久性コストや施工性あるいは性能も質も落とさない大型パネルでの生産性の向上気候変動対策や猛暑が続く中での空調の在り方など話題には事欠きません。ある意味、次の時代の家づくり討論会でしょうか。2025年には建築基準法が改正されますが、省エネ基準などは欧米から20年遅れていると思っていいでしょう。改正されてもまだその水準であることを知っておく必要がありますし、2030年までにもう一度省エネ基準の改正があることも覚えておく必要があります。次の時代の家づくりというと自分自身は関係ないように思われるかもしれませんが、次の時代と言うのは20年から30年先ですから今年家を建てる方たちの家ももちろん対象になります。次の時代の家はお子さんたちの世代が喜んで住み継いでくれるような家である必要があります。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから