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カテゴリ:古い民家の再生
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 古い日本の民家の耐震性を上げる。 お寺の本堂のように ほとんど壁が無く 柱しかない家 玄関を入ると 左手に8帖の和室が4つ 多いと6つ 100坪を越える家で 1階の壁が91センチ単位で換算すると 10ピッチしかない。 もちろん筋交もありません。 でも100年以上建っている・・・ 大きな地震が無かっただけでしょう。 耐震性を高めるために 屋根を軽くする。 銅板やガルバリウムで屋根を葺くのも一つの方法 葺いた時はピカピカですが 2年もすれば落ち着きます。 全面銅板にして 他の部材(瓦、他の金属)と接していなければ 腐食は心配ありません。 (屋根全体が銅板で施行された場合、腐食による穴あきはありません) 100坪を越える家の瓦の葺き替え費用は数百万 耐震性の向上は土葺きから桟葺きになっても それほど上がるわけではありません。 50~60年後に再度葺き替えとなりますが、 その間の大きな地震に耐えられればの話です。 100年を越える民家 文化遺産と言っても過言ではありませんが その耐震性の向上費用はとても大きなものにまります。 そこに住んでいる人だけでは なかなか負担できません。 古民家再生が言われて久しいですが 実際は再生される家より 取り壊される家のほうが 何十倍も多いのが現状です。 その要因の一つが再生費用 1944年以前の住宅は 日本全体からすればわずか3.8% イギリスでは40%を越えています。 そこに住む人の資産だから 自己責任でというのも当然ですが 社会資産と考えれば 遺していく方法はいろいろあると思います。 それでは 皆さん、また明日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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