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カテゴリ:高性能 省エネ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 岐阜の明日の予報は雪 合掌村の白川の積雪は64cmとか 今朝も川辺町は1度 本当に温暖化してる? と思ってしまうこの頃です。 家の断熱性を考える時 とかく壁や天井の断熱材をどうするかに目が行きがちですが 実は開口部、つまり窓ガラスの性能を上げると 格段に断熱性が上がります。 どういうことかというと 住宅で熱が出たり入ったりする割合を見てみましょう 外壁が20%、意外に少ないですね、 換気が20%、結構あるもんです。 屋根や基礎が20%、こんなもんでしょう。 残りは 窓40% ひぇ~ そんなにあるの? という声が聞こえてきそうです。 実はほぼ一般的になってきている 外側がアルミ 内側が樹脂のというアルミ樹脂複合サッシ このペアガラスからの熱の出入り とってもたくさんあるんです。 つまり ペアガラスの性能が低い。 普通 熱貫流率(U値)という言葉で表されますが A6のガラスで4.0(W/m2・K)程度 このガラスを1ランクか2ランク上げるだけで 住宅の熱の出入りは格段に向上します。 同じだけの性能アップを外壁でしようとすると コストアップはかなりのものになります。 (計算できますが面白くありませんから省略しますね) 家の熱の出入りの40%が窓からなんですから ここを改善すれば効果は抜群 ちょっと考えればすぐに分かる事ですが 断熱は外壁の断熱材でという常識に囚われると なかなか暖かい家にはたどり着けません。 震災以来紙太材木店でも サッシはオール樹脂、LOW-Eガラスを標準にしてましたが 更にワンランクアップを画策中 ちなみに 日本の標準的なガラスのU値は4.0(W/m2・K)程度 最高レベルのガラスのU値は2.33以下とされてます。 ドイツでは国の最低基準が1.3以下 今年から0.9以下になるといわれてます。 日本の最高基準がドイツの最低基準の半分程度 標準的なものは4分の一程度しかありません。 なんといっていいのか、 寂しい限りですね。 サッシなんてペアガラスなんだからどれも同じ ではありません。 それでは 皆さん、また明日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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