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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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2012年04月05日
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カテゴリ:高性能 省エネ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。

岐阜の明日の予報は雪
合掌村の白川の積雪は64cmとか
今朝も川辺町は1度
本当に温暖化してる?
と思ってしまうこの頃です。


家の断熱性を考える時
とかく壁や天井の断熱材をどうするかに目が行きがちですが
実は開口部、つまり窓ガラスの性能を上げると
格段に断熱性が上がります。

どういうことかというと

住宅で熱が出たり入ったりする割合を見てみましょう
外壁が20%、意外に少ないですね、
換気が20%、結構あるもんです。
屋根や基礎が20%、こんなもんでしょう。

残りは

窓40%

ひぇ~
そんなにあるの?
という声が聞こえてきそうです。

実はほぼ一般的になってきている
外側がアルミ
内側が樹脂のというアルミ樹脂複合サッシ
このペアガラスからの熱の出入り
とってもたくさんあるんです。
つまり
ペアガラスの性能が低い。

普通
熱貫流率(U値)という言葉で表されますが
A6のガラスで4.0(W/m2・K)程度
このガラスを1ランクか2ランク上げるだけで
住宅の熱の出入りは格段に向上します。
同じだけの性能アップを外壁でしようとすると
コストアップはかなりのものになります。
(計算できますが面白くありませんから省略しますね)

家の熱の出入りの40%が窓からなんですから
ここを改善すれば効果は抜群
ちょっと考えればすぐに分かる事ですが
断熱は外壁の断熱材でという常識に囚われると
なかなか暖かい家にはたどり着けません。

震災以来紙太材木店でも
サッシはオール樹脂、LOW-Eガラスを標準にしてましたが
更にワンランクアップを画策中

ちなみに
日本の標準的なガラスのU値は4.0(W/m2・K)程度 
最高レベルのガラスのU値は2.33以下とされてます。
ドイツでは国の最低基準が1.3以下
今年から0.9以下になるといわれてます。

日本の最高基準がドイツの最低基準の半分程度
標準的なものは4分の一程度しかありません。

なんといっていいのか、

寂しい限りですね。

サッシなんてペアガラスなんだからどれも同じ
ではありません。

それでは
皆さん、また明日。






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Last updated  2012年04月05日 08時54分20秒
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