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テーマ:家を建てたい!(9888)
カテゴリ:高性能 省エネ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 土曜日は松尾和也さんのぎふ木造塾、 内容はほぼ想定していた範囲内。 3時間半の長丁場の講義でしたが、 さすがに年間に何度も講義をしている方らしく 分かりやすい内容で 私の頭の中がすっかり整理されました。 省エネな住宅とそうでない家の比較 分かり易い例を一つ挙げましょう。 年間暖房負荷(分かりにくい言葉ですみません) 1年間に床面積1m2あたり 1時間に何ワットのエネルギーが必要な住宅か A 省エネな住宅は40kwh/m2(欧米基準) B 次世代省エネ基準程度の家は80kwh/m2 オール電化にしてAとBを比較すると A エアコン必要台数 2台 エアコン購入費用 40万 エアコン平均寿命 13年 ローン返済期間 30年 30年間でのエアコン追加購入費用2回分 80万 30年間のランニングコスト 11.2万 合計暖房費用 131.2万 B エアコン必要台数 5台 エアコン購入費用 100万 エアコン平均寿命 13年 ローン返済期間 30年 30年間でのエアコン追加購入費用2回分 200万 30年間のランニングコスト 24.7万 合計暖房費用 324.7万 B-Aの差額 193.5万円 30年間ではこれぐらい差が出ます。 年間暖房負荷がどれくらいの家を建てるかで 家族旅行に何度も行ける家と たまにしか行けない家に分かれるわけで 住宅の性能の差で大きく変わってしまいます。 ところが 日本の新築住宅の省エネ基準適合率は50%程度 その他は省エネ基準にさえ達していないのを 一般の方はあまりご存じない。 大手の住宅メーカーでさえ この程度 性能は暮らしやすさに直結すると言うお話し、 ちなみに先日お引渡しをした大福町の家は49.7kwh/m2 準防火地域と言う事でサッシの性能が制限される事を考えれば まずまずの性能です。 それでは 皆さん、次回をお楽しみに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年11月12日 10時19分51秒
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