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カテゴリ:イメージ 仕上がり
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 まだ雨は降ってませんが もうすぐ降る予報の美濃地方です。 さて、暑い季節になってきました。 断熱性の優れた家では 冬は家の暖房負荷を減らすために 南側の窓を大きくしお日様を出来るだけ取り込みます。 特に太平洋側の日射が豊富にある地域では 設計上の重要なポイントになります。 粟野の家では天井までの高さのサッシで 幅も通常の1.5倍あります。 「住まいの提案、岐阜」に掲載した写真を拝借 このような大きな開口にして 日射を取り込むわけですが もちろん、視線を遮る工夫も必要なわけで 紙太材木店の場合は障子を使うことが多いです。 同上 問題はここから この家のQ値は0.9を切りますし C値も0.24と紙太材木店史上初のQ-1住宅です。 このような家の場合、 熱を取り込むと逃さないわけで (だから冬暖かいのですが) この家のように南側に大きなサッシがあれば そこから大量の日射が入ってきます。 もちろん冬季の日射の確保のためなのですが ところがこの日射は夏はおじゃま虫 ただでさえ暑いのにそこに大量のお日様が降り注いでは まさに火に油を注ぐということになります。 そこに設計上の工夫が求められるわけで 対策の一つがガラリ 吉津やすだれなんて手もありますが 季節ごと片付けやその置き場所にも実は手間がかかったりします。 このガラリがあれば一石二鳥 昼間は日射と視線を遮ってくれますし 夜はガラスをオープンにしておけば 心地よい風が入ってきます。 レースのカーテンでは夜は家の中が透けて見えてしまいますし 意外に風が入って来ないもの これなら視線も気にしなくて通風が楽しめますし 鍵もかえて、防犯対策もOK 網戸にしてそのままおやすみいただけます。 ドイツ製の外付けブラインドもありますが 値段は超がつくほど高いわけで この木製ガラリなら充分おつりがきます。 性能の良くて、デザインを意識した家には必須アイテムと考えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年03月21日 20時08分04秒
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