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カテゴリ:現場レポート
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 今日、明日と久しぶりの快晴とか 貴重な晴れ間ですが 解体工事中は実は雨が降っていてくれた方が ホコリが立たずありがたいというのが実情(^_^) (遠くまでホコリが飛んでいきません) 昨日、今日は内部の解体ですが 明日からは重機を使っての作業となります。 さて、春名の家の工事も着工7ヶ月目に突入 茅葺き屋根の家の再生工事ですが 時間と手間がかかります。 同じ頃ご近所で着工した新築の家はとっくに完成してますが、 こちらは大工さんの工事もいよいよ大詰め(^_^)というところ 来週から外部の壁の漆喰塗の工事が入りますから その前に下見板張りの処理をしました。 古民家風に濃い茶系の色に塗装するか自然に任せるか ここは思案のしどころ 実はかなり前からいつでも塗れる状態にはなっていたのですが パースで見るのと実物は印象が全く異なりますから 暫し保留状態が続いていました。 米松のピーラーに同色のキシラデのピニー色を塗るのは 問題がありませんが 杉板に塗ると脱色や風化により色が落ちていきます。 上の写真は杉の下見板張りにキシラデを再塗装して 3年程経った状態です。 作って10年ほど経過してますが その間既に2度ほど塗装しています。 ここ1.2年で再塗装が必要でしょう。 このように人工的に色をつけると 特に紫外線の当たるところでは 必ずメンテナンスが必要になります。 もちろん頻度の違いですが、紫外線の当たらないところも同様です。 自然に任せるか 定期的にメンテを自分でするか 業者さんに頼んでメンテしてもらうか お金は下に行くほどかかります。 古い蔵の下見板張りを昔はよく目にしましたが 最近ではあまりありません。 その板は何も塗装してありませんが 自然にあの濃い茶色になっています。 ということで 今回の下見板張りには塗装して色を乗せることはせず自然にお任せ。 20年後 乞う!ご期待 でも実はちょっとした処理をしてます(^_^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年03月21日 19時58分31秒
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