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テーマ:家を建てたい!(9887)
カテゴリ:高性能 省エネ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 外に置いておいた車は放射冷却でご覧の通り 気温は8度 でもこれ実は同じ美濃地方でも恵那です。 川辺町より少し寒いですね。 (と言っても川辺町も9度でした) 昨日は新住協の鎌田先生が来られるということで 恵那で研修会 その後、懇親会がありホテル泊まりとなった次第です。 収穫がいくつかありますが 専門的な話で面白くないのでひとつだけご紹介 緻密に計算された高性能住宅では 南面の窓を大きく取り、冬の日射を最大限利用します。 その時南面のサッシのガラスを何にするかで 暖房負荷がことなります。 QPEXでも燃費ナビでも同じ結果なんですが 住まい手の生活スタイルによってはそれが異なってくるんですね。 設計者としてはソフトの結果だけでなく 住まい手がどんな生活スタイルなのかも確認しながら 南面のサッシ選びをする必要があります。 ソフトの計算結果で暖房負荷が小さくなるから 南面には大きなサッシを配置では 実生活での暖房負荷と大きな乖離が出る可能性があります。 さて、 新住協が提唱するQ-1住宅 そのレベル設定を簡単にご説明すると、 Q-1住宅には住む地域によってレベルが設けてあります レベル1からレベル4までの4段階 気候区分の地域によって異なりますが 国が定める省エネ基準の住宅の40%の暖房費(-60%)で暮らせる家をレベル1 以下 レベル2は30%の暖房費(-70%) レベル3は20%の暖房費(-80%) レベル4は10%の暖房費(-90%) 外から見た家の形や内部の床や壁や天井、間取りも同じ家で レベル1からレベル4までの差があることになります。 もちろん、検討される性能レベルによって費用も違って来ますから 住宅の建築を検討されている方は 考えることが一つ増えたことになります。 冬は寒いものと思いこんでいると 冬だから家の中も寒いのが当たり前ということになります。 家中どこでも寒くない、を経験してみないと その良さがわかりませんが 暮らしやすさや健康に直結しますから 住宅の性能にも気を配らなければなりません。 どのレベルを検討するかは 悩ましいところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年10月14日 08時48分59秒
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