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カテゴリ:造作家具
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 10月もはや下旬なのに 日中の最高気温は25度を超えるとか 最近は朝もそれほど寒くありませんから 紅葉の時期が遅れるかもしれませんね。 さて、紙太材木店では 家具を内製化していて かなりの割合で大工さんが作ります。 理由はコストとデザインイメージ それに製作中にいろいろ口出しできます(^_^) もう少し把手の位置をこちらに 板厚がこれじゃ厚くて野暮ったいから云々・・ 図面段階だけでは把握しきれないところに目が行きます。 家具には扉や引出しが付きますから その表面の面材を何にするかでイメージが随分と違って来ます。 こちらは栓柾の突き板で仕上げたカップボード 奥の右手の収納も扉を含め大工さんの手仕事。 こちらは榀で仕上げたTV収納 写真はライティングビューロー風なパソコンコーナー 3年もすればこの榀もいい色合いに変わっているはず 昭和レトロな雰囲気がお好みであればラワン仕上げが似合って 今時の既製品の家具では出せない味になります。 ある程度の年齢になったり センスや趣味がはっきりしている人であればあるほど 大量生産される工業的な既製品には魅力を感じなくなる傾向があります。 人の手のぬくもりや手仕事が感じられる家具や棚といったものには 感性の中の何かが動きます。 ただ一般には 手仕事イコール高いというイメージがありますが そうとばかりは言えません。 大工さんや工務店の実力を侮ってもらっては困ります。 確かに、以前でしたら自然素材系の工務店の中には 素材はいいけど、品やセンスがちょっとというところもありましたが そんなところは競争の激しい現在ではほとんど残っていない。 伊礼さんや小泉さんといった一流の建築家やデザイナーが始めた わざわ座なんて組織もあるわけで 既製品には満足できない方は 工務店や大工さんに是非、相談することをお勧めします。 意外に安くてセンスのいいものができるはずです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年03月21日 19時50分58秒
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