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カテゴリ:断熱のこと
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 今朝はマイナス5.5度の美濃地方 今年一番の冷え込みです。 先週末から風邪気味で 疲労が重なったところに寒波襲来で 風邪をひいたようです。 鼻水が止まりません。 とは言いながら肉体的には頑丈で熱も出ていませんから 両親には感謝しなければなりません。 さて、昨日は久しぶりの休日でしたが 風邪気味プラス寒波襲来ということで 事務所のマキコの面倒を見ていました。 室温は26.3度、シーリングファンも回っていますから至極快適 ということで 今月の日経ホームビルダーを何気に見ていると 「失敗しない断熱改修の処方箋」という記事に Q:天井の断熱材で夏季を考慮するには? つまり夏の熱気対策で効果のある天井の断熱材の厚さはどれだけか? と聞いているわけです。 WUFiという 非定常熱湿気同時移動解析プログラムで 信越ビーアイビーという会社がシュミレーションしてますが それによると 高性能GWで30cm 真夏の屋根の上の瓦やガルバリウムは表面温度が60~70度になります。 その影響を防ぐにはこれぐらいの厚さの断熱材が必要となるわけです。 通常非接触型の放射温度計で 天井の石膏ボードの表面温度を測ると真夏なら34~35度 (これって床暖房より高い温度、真夏は天井に床暖房してるのと同じですね」) 30cmの厚みの断熱材をいれると室温プラス1度程度に収まります。 屋根にPV(太陽光パネル)を載せてる家はもう少し薄くてもいいですね。 紙太材木店でも粟野の家から 屋根断熱は30cmを標準にしてますが 実はこの30cmの厚さは施工上の工夫が必要 断熱材をきちんといれ同時に気密も取る必要があるわけで ただ入れればいいというものではありません。 粟野の家ではTJIを使って30cmの厚みを確保しましたが 今回の可児の家はTJIを使っていませんし、屋根の構造が少し異なります。 さて、どんな形で納めるか思案のしどころです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年03月21日 19時36分12秒
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