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カテゴリ:温熱環境
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 今朝は5.5度の川辺町 10時くらいまでは寒さを感じますから 朝だけマキコに働いてもらっています。 今の時期の暖房、 朝だけとか夕食後だけという家が美濃地方では多いと思われます。 この時期だとエアコンだけにするか 採暖方式のファンヒーターで自分の手足だけ温める なんていうケース、 あるいはまだ炬燵を出している場合も。 さて、岐阜県 一般の日本人の感覚だと寒い地方かな? 白川郷のような豪雪地帯もありますし 高山、古川、神岡も聞いただけで寒そうです。 (実際寒い) でも、大垣、岐阜は名古屋に近いし・・・・ 岐阜県の一戸建て住宅 メイン暖房はファンヒーターで灯油を使用しています。 もちろん、炬燵やエアコン、ホットカーペットなども使用しますが メインは灯油が多い こちらに世帯当たりの灯油消費量の統計があります。 出典:(財)日本エネルギー経済研究所 石油情報センター 平成18年度 灯油消費実態調査 北海道や東北が平均を上げていますが 岐阜県は愛知県の2倍 都市部は東京、大阪を含め マンションなどの集合住宅が多いですから エアコンだけのところも多いはずなのでそのあたりも考慮する必要がありますが それでも岐阜県の使用量はそこそこあります。 意外だったのは山梨が多いことと 長野が少ないこと それに沖縄が多いこと 暖房用の灯油だけの比較ではありませんが この統計はいろいろ興味深いものがあります。 長野が意外に少ないのは 堅実、節約、我慢の県と言われていて 冬はじっと耐えていると同県人に言われたことがありますが 灯油の消費量にも県民性が表れているのかもしれません。 岐阜県の場合 白川郷や飛騨地方があるから 世帯のあたりの灯油消費量もやはりあるね、 でも岐阜県を南北の美濃地方と飛騨地方を分ければ 美濃地方はもっと少なくて、灯油の消費も愛知県に近いかもと 考える方がいるかもしれませんが 飛騨地方の人口は岐阜県の人口の10%程度 ちなみに世界遺産、豪雪で有名な白川村は人口1885人 統計数字に与える影響は限られたものです。 ということで 何を言いたいかというと 美濃地方は全国的にみて寒い地方です、 朝晩はまだ冷えますからしっかり暖房しましょう。 PS 暖房DD(デグリーデイ)という指標のことを以前お話ししましたが 寒さの度合いを数値で知りたい方は参考にしてください。 世界のQ値基準は暖房DDで決められています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年03月21日 18時43分43秒
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