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カテゴリ:温熱環境
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 美濃地方は昨日から小雪が舞う天気が続いていて今日もそんな予報です。 外部の工事は風も強く、とても寒い中での作業が続いています。 さて、新住協から新しいバージョンのQPEXが送られてきました。 一般の方用に上記のような施主プレゼンシートが出力できるようになりました。 これはとても便利な形式になってます。 住宅性能の様々な数値は実務者にとっては必須の数値ですが それが一般の方にとっては必ずしもそうではありません。 暖房負荷が○○kWhとか 一次エネルギー換算で○○MJ Ua値が ηa値が・・・・ それらの数値を聞いてもはっきり言ってピンとこない というのが実情 それよりも 冬に家中22度に暖房したらいくらかかるの? 真夏に28度に冷房したらいくらかかるのか? ひと冬であるいはひと夏での暖房費や冷房費の合計はいくらなのか? それが上の画面で一目でわかるようになっています。 従来でもわかっていたのですが 別の画面に飛ばなければなりませんでした。 これを一枚の中に収めたというのがミソでしょうか。 言ってみれば従来の実務者向けの資料から 消費者目線の資料に大きく変わったということです。 その他にもQ1住宅レベルを一目で判定できる表がついたりしてますから 同じような省エネ性能の判定ができる他のソフトを かなり意識してバージョンアップしているのが分かります。 Q1住宅レベルというのは レベル1からレベル4まであって 現行の省エネ基準住宅を基準として その暖房エネルギーが基準住宅の40%になるものをレベル1 30%で済むものをレベル2 20%をレベル3 基準住宅の10分の一で済むものをレベル4とするものです。 紙太材木店の場合、Q1住宅で言えばレベル2が標準 暖房エネルギーは基準住宅の30%程度が目安です。 もちろん、それ以上にも以下にもできますが 将来的なことを見据えればQ1住宅ならレベル2 Heat20で言えばG2レベルは確保したいところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年03月21日 12時14分40秒
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