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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

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2018年06月20日
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カテゴリ:温熱環境


おはようございます、
紙太材木店の田原です。

今日から1週間ほどは雨模様
梅雨とはいえ悩ましい季節です。

特にこの時期の工事は天候に左右されることが多くあって
基礎工事や外回りの工事など雨が降れば工程の変更を余儀なくされます。
家の中の工事でも住みながらのリフォーム工事などでは
材料の切断や加工に電動器具の丸のこなどを使いますから
ほこりが極力出ないように外の庭などで加工するケースが多くありますが
雨では外で加工というわけにもいきません。
屋根付きのカーポートがあればその下で加工となりますが
家に入るまでに距離があれば運んでいる途中に濡れてしまいます。
住みながらの工事となると
住まい手の方にもストレスがかかりますから
工事はなるべく早く完了させてあげたいもの。
現場ではブルーシートで仮設のテントを作ったりで
いろいろ工夫が求められます。




さて、先日自立環境型住宅設計へのガイドライン(改修版)の講習会がありました。
今回の講習のポイントは
区画熱損失係数Q☆(きゅーすたー)

簡単に言うと
家全体ではなく部分的な断熱改修をするときの熱損失係数のこと
お子さん達が独立して夫婦二人で住むには大きすぎる家
生活動線はLDKと水回りと寝室
2階の寝室を1階に持ってこれば廊下や玄関を除いて
以前の半分程度の面積で暮らせます。

となれば以前から気になっていた暑さ寒さも
自分たちが利用する範囲だけ断熱改修すれば
費用も抑えられて快適に暮らせます。

この断熱改修の場合
外壁側だけでなく廊下との間の壁や天井にも断熱材を入れることになります。
というのも計算すると分かるのですが
同じ家の中でも断熱室と非断熱室の境目の壁や天井からの熱の移動がとても大きいんですね。
LDKで窓だけ二重にしたり、外壁だけ断熱材を入れ替えても
断熱してない廊下や玄関の境の壁には断熱材が入っていませんから
大量に熱が逃げていくことになります。
その熱損失を計算して出てくるのがQ☆(きゅーすたー)

各地で増えている断熱改修に対するガイドラインになる講習で
実務者にはとても有益なものです。

最初の写真は
断熱・気密のリフォームの考えや実例が出ている本で
リフォームをお考えの一般の方向けの本です。
(もちろん実務者も勉強になりますが)
少し専門的なところもありますが
写真付きで分かり易く解説してありますし
建築の専門家ではない女性が著者の一人に入っていますから
従来の同様な本より楽しんで読むことができます。





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Last updated  2018年06月20日 07時56分17秒
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