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カテゴリ:高性能 省エネ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 13日の日曜日 川辺の家Dで構造見学会を開催します。 HPでご予約受付しています。 昨日はAPWフォーラムの岐阜。 YKKが樹脂窓の需要を喚起をしようと 実務者向けに毎年全国各地で開催しているフォーラムで、 200人近くが来ていました。 構造塾の佐藤さんと 低燃費住宅から社名を変えたウエルネストホームの早田さんが講師。 すごく簡単にまとめると 佐藤さんが耐震等級3にしなさい。 早田さんが最低でもHeat20のG2を作りなさい。 早田さんのところでは既にG3レベルの家を造っているそうですが 値段もそれ相応のもの。 (お二人とも何年もこの業界にいて啓蒙しているのに業界がなかなか変わっていかないので最近過激になってるかも) 新住協の鎌田先生の考えはQ1住宅で言えばレベル1が最低 最高でもレベル3というもの 性能とコストのバランスが取れている 高性能住宅の一般の普及を目指すならこの性能レベルというものです。 Q1住宅レベル1と言うのは 省エネ基準住宅と比較して年間の冷暖房費が40%以下になるもの 同じようにレベル3が20%以下になるものです。 全室冷暖房しての比較ですから レベル3も相当頑張らないとクリアできません。 レベル3の20%以下と言うのは省エネ基準住宅に比べて、 冷暖房費が五分の一以下になるということです。 お二人とも 10年後、20年後は耐震等級3、Heat20G2が標準になるだろうと 予測されていて、後はいつなるかの時間の問題と言う認識です。 実際、性能レベルで言えばそのあたりが世界標準ですから、 将来、資産になるか負債になるか 家の性能次第と言うことになります。 性能(耐震、断熱、換気、気密)は上がることはあっても 下がることはありません。 コストも従来のようにただ下げればいいわけでなく SDGsを意識、つまり持続的でなければなりません。 職人の手間賃を叩いて下げていけば持続的な技術は失われていきます。 デザインも日々研鑽する以外なく 住宅を建てる工務店や設計事務所は 大きな変化の時代にあってますますそのレベルを上げていく必要があります。 もちろん、これから家を建てる予定の方は そのあたりの事も考えなければなりませんから ぼーっとしていると チコちゃんに叱られることになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年10月04日 12時50分15秒
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