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カテゴリ:高性能 省エネ
襖と障子とガラス戸のトリプル建具 洲さき おはようございます、 紙太材木店の田原です。 今朝は3度ほどで少し暖かい朝です。 12月も半ばになるのに暖かいというのは少し心配してしまいます。 COP25がスペインで開かれていますが 一般的に日本人の温室効果ガス(CO2etc)に対する意識は 欧米に比べるとあまり高くありません。 かく言う私も、お前は何を具体的にしているんだといわれると 個人的には、ハイブリッド車に乗っている 事務所の暖房は薪ストーブにしている スーパーやコンビニのレジ袋は断っている と言った所でしょうか。 ただ、自分が設計し建てている住宅に関して言えば 国の定める省エネ基準住宅に比べ 一時エネルギー換算で50%のエネルギー消費(家電、調理を含む)で より快適な住環境の家を建てています。 家庭で消費される全エネルギーは 暖房、冷房、換気、給湯、照明、家電、調理の7つの合計 ZEH(ゼッチ)と呼ばれるゼロエネルギーハウスと言われるものは 上記のエネルギーのうち 家電と調理で使われるエネルギーは入れなくていいことになっていて 暖房、冷房、換気、給湯、照明で使われるエネルギーが 太陽光パネルの発電で相殺されればいいというもの 何が言いたいのかと言うと 個人でできることと言うのは私がやっているように せいぜいレジ袋使わない程度のことですが 積極的にできることというのは 温室効果ガスを極力出さない商品やサービスを選択することになります。 (温室効果ガスを出さない=一次エネルギー消費が少ない) 自分ではできなくてもそのような商品やサービスを選択することで 温室効果ガス削減に参加することができます。 もちろん、太陽光パネルを搭載しようなどと言っているのではありません。 紙太材木店が建てている家で50%削減できるのも パネルを搭載しいるのではなく 断熱や気密、換気と言った住まいの基本性能を高めたことによるものです。 これらの性能を上げることで 家庭における一次エネルギー消費(=CO2発生)を半分にすることができます。 住宅は個人の資産であると同時に 社会的資産でもあるわけで これから建てられる住宅は耐震性の向上もあり 優に50年、60年は持ちます。 いや、持ってしまいます。 だからこそ、後からその性能を上げようとすると大きな費用のかかる 断熱や気密、換気と言った基本的な住宅の性能は 建設時に極力高めておくことが必要があります、 参考になるのはHeat20のG2クラスでしょうか。 パネルなんて、後から、いつでも屋根に載せるだけで済みます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年12月09日 08時46分13秒
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