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カテゴリ:温熱環境
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 朝から訳の分からないグラフ… 湿り空気線図と言ってこのブログでも時々出てますが、 理科の本に出ていたようなと言う程度の記憶でOKです。 上のオレンジの線で囲ってあるところがいわゆる快適ゾーン。 温度と湿度(グラフでは相対湿度と絶対湿度が出てます)から、 人が不快ではないと感じる温湿度の範囲を示しています。 つまり、室内の温度と湿度がこの範囲に入っていれば 不快ではないといことになるのですが、 もちろん暑さ寒さの感じ方は人それぞれなのですから 全ての人がと言うわけではありません。 この空気線図、縦横曲線でポイントを出します。 紙にプロットしようとすると、 縦軸、横軸、曲線をみながらとなると意外に面倒なんですね。 上の写真のソフトは乾湿計の乾球温度、湿球温度を入れれば出てきます。 乾湿計なんて持ってないという方は、 お手持ちの湿度も出てくる温度計であれば 温度と湿度を入れれば、 快適ゾーンの中のどのあたりにあるかわかるようになっています。 このソフトが便利なのは 住まい手の方が自分自身で 暖房器具の温度設定や加湿器の操作をして 快適ゾーンの中のどのあたりにあるか確認できることです。 快適ゾーンのど真ん中を狙うというのも一つの考え。 あるいは冬であれば、快適ゾーンの左側でできるだけ下の方を狙えば エネルギーコストは押さえれそう。 逆に夏であれば、ゾーンの右側の高いエリアなら冷房代が節約できそう。 エアコンの温度設定を1度上げればどうか? などと使うことができます。 家族で暑さ寒さの感じ方が違いますから、 自分は快適と感じるエアコン設定温度でも 奥様は寒いと感じるかもしれません。 でも、温度設定は同じにしておいて 加湿を10%多くしたら不満は解消するか? そのためには、加湿器を増やすのか、室内干しをするのか お風呂の蓋を開けておくのか お金を使わずに加湿する方法は何かないか? 上のソフトは公開されていて 空気線図計算表で検索するとダウンロードできます。 二つ出てきますが快適エリアがあるのは、新しいバージョンです。 ご興味のある方はお正月の間試してみてください。 *ソフトに出ている快適エリアの範囲は一般的のものより少し広くなっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年12月25日 08時47分59秒
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