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カテゴリ:高性能 省エネ
おはようございます、 紙太材木店の田原です。 昨日に引き続き、 今朝もまだ氷点下の美濃地方です 昨日は大門の家のクローズドな見学会 日差しがかなりありましたから 南に面した2階の寝室はご覧のような温度になってます。 オーバーヒートと表現する方もいますが 夏の27.4度の室温はオーバーヒートとは言いません。 恐らく、冬のほうが基礎代謝量が多く つまり体温を保つために体の中で燃焼しているエネルギーが 夏より多いので27.4度でも暑く感じるからかもしれません。 一方、北側の子供室の本棚では26度 夕方の4時近くですが 日差しがあると家中が暖まります。 (夕方4時の岡崎の外気温は10.7度) 上の写真を見た一般の方の心配は二つ 一つは、この2月に室温がこんなに高くなっては 春や秋、ましてや夏なんて暑くて住めないんじゃないの?というもの 勿論、きちんとした日射対策が必要で 四季を通じて日射をコントロールできる設計が必要です。 日射をコントロールするというのは お日様が必要なときは取り入れ、不要なときは入れないということが 住まい手の意思でいつでもできるということです。 今回は、日射をコントロールしないと どれくらいまで室温が上がるのか確かめたかったので 写真のような温度になってますから 誤解されませんように。 もう一つの心配は 湿度が39%では乾燥し過ぎじゃないの?というもの 最近では冬の室内の推奨湿度が ネットやニュースなどで流れますから 加湿を意識されてる方から見ると50%に程遠いからNGね、となるかもしれませんが 相対湿度は気温によって変化します。 同じ50%でも気温が20度の時と25度の時では 空気中に含まれる水蒸気の量が違います。 一律に50%と推奨すると 加湿し過ぎてサッシが結露と言うことにもなりかねません。 上の写真の26度で39%と言うのは 22度であれば50%を越える水蒸気が空気中に含まれています。 そこで指標になるのが絶対湿度 上の写真は絶対湿度計で一番上に9.4グラムと表示されています。 これは空気1m3中に含まれる水分の量を表しています。 推奨される絶対湿度は7グラムから10グラム 7グラム以下は乾燥し過ぎ 10グラム以上は加湿し過ぎ 想定室温は22度から24度 相対湿度を目安にするより室温に左右されませんから 一般の方にはお勧めです。 想定室温は22度から24度 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年02月12日 07時36分35秒
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