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カテゴリ:高性能 省エネ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 昨日の寒さが残っている美濃地方 今朝も氷点下で快晴な朝です。 TVでは相変わらず新型コロナウイルスの報道がされていますが 昨日、建築家の森山さんがFBにダイアモンドプリンセスの空調の資料を上げていました。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/kanrin/17/0/17_KJ00004883109/_pdf?fbclid=IwAR2Sc5xD3p8M_USsDOQ27r8cXseQq3zRirLwhnEGpNPg0dpj1imz6zRI3QY これによると 客室の換気は新鮮空気が30% 残りの70%省エネのため還気 つまり汚れてるけど暖かい空気は そのまま捨てるのはもったいないので循環させる設計となってます。 船内では既に500人近くが感染してますから 汚染された空気が循環していればなるほどと頷けます。 でも。この空気を循環させるというのは どこかで聞いたことが・・・ 空気を循環させる工法で画像検索すると 住宅の断面図が出てきます。 ○○工法、エア○○、断熱○○、○○サイクル・・・ 汚れた空気は一方通行で出て行ってもらう これは空調の基本ですが、 循環という言葉は 省エネ、還気、熱交換などという言葉と組み合わされると あばたもえくぼ(古い) 家が寒いから 断熱材を入れる 断熱材を入れたら断熱材が結露する 断熱材が結露するから防湿シートを貼る 防湿シートを貼ったら気密が良くなったけど サッシが結露する、VOCが溜まる と言うことで換気扇を付ける 換気扇を付けるとまた寒くなる 寒くなるから熱交換をする 空気を循環させる 快適な住まいにしようと 様々な工夫がされてきたけれど まだ発展段階 今はこの段階で もちろんそれなりに問題が起こっているので 更なる改良が進んでいるけれど 完成とか100点はまだない状態 問題がある○○工法は自然淘汰されていくと思われますが 誰もが自分の工法が一番だ、問題ないと言いますし 都合の悪いことは言いませんから それなりに時間がかかります。 最先端だと思われている 全熱交換機の熱交換素子の多くは紙ですし 給気ルートのメンテナンス問題もあります。 これから家を建てる方は 自分自身で判断する以外ありません。 快適な住まいへの道のりはまだまだ長いものと思っていいでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年02月19日 08時42分09秒
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