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カテゴリ:インテリア
おはようございます、 紙太材木店の田原です。 今朝も快晴ですが、氷点下の美濃地方。 2月も最後の週ですがまだまだ朝晩は冷えます。 大門の家の完成見学会に間に合わせようと発注していた たためる椅子。 到着したのは先週末で、残念ながら間に合いませんでした。(見学会は11日) 納期がかかるだろうと依頼したのは、11月でした。 八ヶ岳高原音楽堂の椅子として30年前、 吉村順三、中村好文、丸谷芳生の共同デザインで生まれました。 オリジナルは皮張りですが 今回はミナペルホネンのテキスタイルでの復刻版。 製作は丸谷芳生さんの設計工房MandM。 住まいの室内イメージは 相当程度、家具や建具で決まってきます。 一般の方の中にはそのことをそれほど意識されていないか、 ご存知ない方も多くいます。 住まいが完成してから、 頓珍漢な家具が設置されるという悲劇も起こります。 つまり、家具と室内が合ってない。 あるいは家具だけが浮いているといったような…。 中村好文さんなどは家具も含めて提案されますが、 ある意味住まい手のセンスを信じていないんですね(笑) これから家を建てる方に意識していただきたいのは、 室内イメージは家具(照明もです)で決まる と言っても過言ではないということです。 床、壁、天井などを家具や建具を押しのけるような 主張のあるものにすると、 家具選びの選択肢はかなり限られたものになってしまいます。 もちろん、住まいは家具が主役ではありません。 しかし控えめで上質、シンプルな空間ならば、 どのような家具も受けとめることができるものです。 テーブルや椅子、ソファーにもある程度の予算配分を 考えておくことが大切です。 高価である必要はありませんが、本物、あるいは自然であるものは 使い込むことで愛着がわきますし、 大切にしようという気持ちが自然に起こります。 空間や家族に不可欠なものとなり、 ビンテージとなっていくのもまた楽しいものです。 この椅子の開発ストーリーを 丸谷芳生さんがこちらに書いてます からご覧ください。 ひょっとしてあなたも欲しくなるかもしれません。 どんな具合にたためるかはこちら をご覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年02月24日 08時52分16秒
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