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カテゴリ:高性能 省エネ
絶賛、蝉の大合唱中な事務所 おはようございます、 紙太材木店の田原です。 西濃の本巣市で局地的な大雨とか。 こちらもつい先ほどから雷鳴とともに雨が降り始めました。 温暖化とともに雨の降り方が以前とかなり違ってきていると、 多くの方が感じているのではないでしょうか。 国交省の地域区分(建築物エネルギー消費性能基準等~)も 昨年改正されていて 岐阜県の場合、従来5地域だったところが、 6地域に変更されている市町村がかなりあります。 多治見、可児、美濃加茂、関、山県などは 一昨年まで5地域でしたが、昨年から6地域に変更されています。 まあそれだけ暖かくなっているということなんですね。 私の住んでいる川辺町は5地域のままですから、 同じ美濃地方なんですが、なんとなく北国のイメージ… そうなると Heat20のG2のUa値も違ってきて 5地域は0.34W/m2K 6地域は0.46W/m2K Heat20のことも、最近家づくりを検討されている方はご存知の方が多くなりました。 紙太材木店に来られる方の多くもご存知で、 中にははっきりとレベルを指定される方もいます。 お隣同士の、美濃加茂、可児、多治見。 5地域から6地域へUa値が変わりますが、 そもそもUa値と言うのは移動する熱の量を言います。 家の中と外で1度だけ温度が違う時に移動する熱です。 つまり、冬の家の中が20度、外が-3度だったら 差が20-(-3)で23度ですから 5地域なら0.34×23=7.82w それに外皮の面積(例えば300m2)をかけると 7.82×300m2=2346W/m2k 6地域なら0.46×23×300m2=3174W/m2K 何が言いたいのかと言うと 6地域では5地域の1.35倍(3174÷2346)の熱が家の中から外に逃げていきます。 熱は水と同じで高いところから低いところに移動しますから、 冬は家の中から外に 夏は家の外から中に 同じHeat20のG2でも 地域が違うと1.35倍の熱が出たり入ったりします。 一昨年まで5地域だけど去年から6地域だから、 1.35倍の熱が出入りする家になるけど同じG2だからOK? Heat20のG2もあくまで一つの目安です。 どういう暮らしがしたいかを自分で理解していないと、 G2だから大丈夫ですよ、という言葉を鵜呑みすることになります。 それって、 ウレタンを吹き付けてますから大丈夫ですよ ウールの断熱材ですから大丈夫ですよ と言うのと五十歩百歩。 現在工事中の美濃加茂市の下米田の家のUa値は0.3 G2レベルの家と外皮の性能レベルでは、1.5倍の差があります。 こちらの工事中の家で近々 断熱・気密見学会を予定してますので、ご興味のある方はご連絡ください。 詳細日程はまだ未定なので決まり次第ブログとHPに載せます。 ものすごく暑い日を選んで体感していいただきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年08月03日 08時56分59秒
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