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カテゴリ:高性能 省エネ
おはようございます、 紙太材木店の田原です。 お盆休みの初日は江南市の家の地鎮祭 平屋の住宅ですが Q値0.98W/m2K Ua値0.25W/m2K Q-1住宅レベル2の高性能住宅です。 午後は 残っていた土場の草刈・・・ 1時間ほどで終わる予定が意外に手こずり3時間越え 未だに疲労感が抜けません。 さて、いつも住まいの性能をお知らせする時 Q値とUa値の両方出してます。 実務者にとっても住まい手にとっても参考になるのはQ値だと思うからです。 国の基準がQ値からUa値になったので仕方なく・・・? と言うわけではありませんが Q値は換気による熱損失も計算に入れていますが Ua値には換気による熱損失は入っていません。 それが何か?というと 暖房費がいくらかかるか?とか 冷房費がいくらかかる家か?というのは Ua値では分からないんですね。 高性能な家の場合 多くは熱交換式の換気扇を使いますが そんなの関係なし、建物本体とは関係ないからと言うわけです。 でも、実際に住む人にとってみると 冷房費、いくらかかる家? 暖房費、いくらかかる家かは とても知りたいことだと思います。 それは訳の分からないUa値が○○なんてことよりもずっと。 更に、実際の生活においては 夏の日射が室内に入ってこれば冷房費は高くなりますし 冬の日射は暖房費を軽減するのに役に立ちます、 それらのことも考慮に入れてくれないと 実際の生活でもそして経済的にも暖かい家なのか涼しい家なのかは分かりません。 新住協のQPEXが優れているのは 換気による熱損失だけでなく蓄熱や 日射を遮ることによる冷房費の軽減や 冬に日射を取得する事での暖房費の軽減も考慮に入れて 単なる暮らし易さだけでなく 経済的な暮らし易さも目で見ることができることです。 大手のHMや全国展開している工務店の資料やパンフレットには Ua値が○○なんて書いてありますが、 多くはそのHMなりのモデル住宅で計算した値を載せているだけで 実際にあなたが建てる家のUa値と言うわけではありません。 計算してくださいと依頼すると 別途料金なんてところもあります。 国の指標がどうであれ 住まい手にとってより分かり易い、より判断しやすい情報の提供は 設計者の責任なのではないでしょうか。 EUでは何年も前からエネルギーパスが義務化されています。 その家やアパートに住むと 暖房費や冷房費だけでなく 家電や調理、給湯等全てのエネルギーにいくらかかる家なのか? と言ったことまで明示しなければなりません。 住む人にとって とっても合理的でわかりやすい。 Ua値が○○なんて言われても???しか出てこない日本 燃費を知ったうえでのデザインやインテリアであるべきだけど それを知らせない、知られたら困るHMや設計者、〇僚がいることも 知っておくべきでしょう。 由らしむべし、知らしむべからず
残念ながら必ずしもあなたやあなたの家族の事を考えているわけではありません。 < お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年01月16日 13時19分10秒
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