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カテゴリ:家づくりのたいせつな話
おはようございます、 紙太材木店の田原です。 今週の8日9日は池田町の家の建前。 天気次第ですから、するかしないかは直前の判断になりそうです。 さて、ウッドショックは新築をお考えの方だけでなく、 それなりに一般の方にも浸透してきたようです。 ウッドショックに気を取られている間に 他の様々なモノの価格も上がってきました。 そもそもウッドショックの原因と共通していれば、 他のモノも上がるのはごく自然なことです。 銅については数か月前に電気屋さんから聞いていましたから 知ってましたがここに来て、 クロス、ガルバリウム、塩ビも… 銅は住宅の電気配線に使いますし、 塩ビも排水管やクロスに使います。 既に、半導体不足から エコキュートやパネルのパワコンも影響を受けてますし、 海外製の食洗機は受付さえできない状況で 多くの住宅資材が影響を受けています。 どの工務店も大なり小なり影響を受けていて、 うちだけは大丈夫なんてところはありません。 対策も限られてきますから 与えられた環境の中で最善を尽くすしかありません。 業種は違いますが 酒造業界(造り酒屋)もコロナの影響をまともに受けています。 飲食店向けのお酒が出ない、観光客自体がいないわけですから 多くの酒屋の売上は激減しています。 下呂市の天領酒造もその一つですが、 逆境の中にあって新たな試みをされています。 ~飛騨で世界基準のモノづくりへの挑戦~ 詳細はこちらをご覧いただくと分かりますが、 工務店にとっても参考になります。 山主、伐採業者、製材業者、工務店、大工職、住まい手。 多くの人の手を経て家が建てられるのはお酒と同じです。 サスティナブルな家づくりが求められる時代に 工務店はどう対応するのか、 コロナ禍だからこそ考える時間ができたわけですが、 同じ日本の文化を担う あなたたち工務店はどうするのと ある意味、酒造業界から突き付けられた質問状とも取れます。 どんな工務店あるいはHMが生き残るのかは明らかで、 時代の変化に対応できるところしか残れません。 業界では今回のコロナ禍でかなり淘汰されるのではと 言われていますから、 時代の変化は自分達が思っているより、相当早く動いています。 新築を検討される方も、どんな工務店やHMが生き残るのかを 見る目が必要な時代になりました。 先ず最初に問われるのは性能力。 断熱や気密、換気それに耐震性について設計できる能力と それを担保する施工ができる能力。 この二つを合わせた性能力が問われる時代です。 ps 天領酒造は母の実家で現当主は従兄になります。 お酒の好きな方、志に賛同いただける方は応援購入をお願いします。m(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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