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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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2021年07月19日
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おはようございます、
紙太材木店の田原です。

快晴の朝で気持ちがいいです。
昨日の午後は土場の草刈。
作業場では池田町の住まい手の方が週末を利用して、
杉板の塗装に来られてます。
塗っているのはウッドロングエコ。
エコウッドトリートメントもありますが、
たいした違いはないので
その時期の価格の安い方の購入がお勧め。

この杉板塗装
私が塗ってもプロの塗装屋さんが塗っても
住まい手が塗っても
これまた、たいした違いはありませんから、

ご自分で塗られる方も多くいます。
土日の二日間、二人で300枚ほど塗られました。
一枚の杉板の大きさは2m×20センチ
凡そ120m2ほどの面積になります。
壁に張る時は杉板を重ねたり、カットしたりしますから
実際の面積に直すと92m2ほどで、
約77%になってしまう計算です。
もう一日来ていただければ必要分は塗装できそうです。

今回の杉板も地場産で東濃地方の杉板。
(値段が安いので遠くから運ぶメリットがありません)
SDGsの観点から見ると外壁に使用するには、
最も理にかなった材料になります。
ガルバリウムやモルタル、サイディングは製造工程では
杉板に比べれば大量のCO2を排出しますし、
運搬過程でも同様です。
遠隔地から運べばそれだけ多くのCO2を排出することになります。

外壁に使うのは
サイディングが当たり前の風潮ですが、
それは住まい手側がそれを選択しているというより
どちらかと言えば作り手側であるHMや住宅会社側の都合の部分の方が
大きいように思います。
工期が短くなる
工期が短ければ資金回収が早くなる
資本の回転率が上がる
住まい手側も工期が短ければ余分な家賃が発生しない、
つなぎ融資の利息が安くなる

いいこと尽くめのように見えて
実は日本の林業の衰退の一因とも言えます。
根柢のあるのはより早く、より安くですが、
それが行き過ぎた結果が今の日本の現状です。

アダムスミスが言うところの
神の見えざる手は
個人が私的な利益を追求しても
神の見えざる手がはたらいて
おのずから調和が生まれ
社会全体の幸福の実現につながると言うものですが、

最低限のモラルについても言及されてます。
決して、今だけ、金だけ、自分だけの私利私欲を
意味している訳ではありません。








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Last updated  2021年07月19日 08時35分58秒
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