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カテゴリ:温熱環境
おはようございます、 紙太材木店の田原です。 暑い日が続きます。 ビールが美味しく飲めるのはありがたいですが 私の場合、夏バテしないようにとつい食べ過ぎ、飲み過ぎになる傾向があります。 つまり、夏になると体重が増えるタイプです。 週末は城屋敷の家の見学会なので 先日、気密測定をしましたが やってしまいました。 測定結果は0.3cm2/m2 0.25だったので四捨五入で0.3となりますから、 紙太材木店の平均と言うことになります。 でも、昨日見学会の準備をしていて お風呂の洗い場の排水口のトラップに水が入っていないことに気づいた次第。 お風呂に限らず、排水口は配管が下水に繋がってますから トラップと言って匂いが逆流してこないように、 配管の途中に水がたまるようになってます。 その水がなかった… 排水管の直径は4センチほど 面積は2cmx2cmx3.14=12.56cm2 この家のお風呂の浴槽は自動洗浄装置付き。 浴槽の排水栓もスイッチで操作するタイプで、 排水栓の確認に行った時それに気を取られて 洗い場側の排水口を見逃した次第。 12.56cm2の穴がふさがっていたら C値はもっとよかったはずですが… さて、 この家の換気装置は 一種換気ですが全熱ではなく顕熱 室内は25.8度で59%の湿度 不快指数は73.8で暑くないという体感ランク 外気は35度で45%の湿度でしたから そのまま外気が入って26度まで冷やされると、 湿度は75%になります。 2時間に一回、家中の空気を入換えて 全熱でなくても顕熱で気温と湿度をここまで下げられますが、 もちろんエアコンを使用していますし 設計上の工夫もしています。 これから先の温度と湿度管理もできる用意はしてありますから、 暑がりの方はもっと下げることもできますが限界はあります。 2時間に一回、家中の空気を入換えてという前提で 真夏に温度と湿度をコントロールする必要がある日本の住宅。 設備機器の維持管理や省エネ性を考慮しながら暮らし易さを追求する必要があります。 もちろん建てられる住まいの間取りや立地条件は千差万別ですから、 設計者は体だけでなく、脳みそにも汗をかくことになります。 家の容積である気積は544m3と 通常の家の2倍以上ありますが、 床面積は1.6倍ほど。 紙太材木店で設計した中ではLDKは最も広く、高い空間構成になっています。 31日(土)10:00~の枠がまだ一枠残ってますので ご興味のある方はお越し下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年07月30日 09時49分54秒
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