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カテゴリ:高性能 省エネ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 朝起きたら雪が積もってたり、 昼間に突然雪が降りだしたりと、 今年は例年になく雪の多い冬になってます。 今朝もまさかの積雪で 現場は…などと考えてしまいます。 さて、 昨日、新住協の中部東海支部の林支部長から 支部の研修メニューに加える内容について連絡がありました。 前回1月の電気代の請求を見て 驚かれている方が多いと伝えましたが、 その理由は研修で使える、というものです。 詳しい計算は省きますが 簡単に言うと 住んでいる地域の昨年の1月の平均気温と今年の1月の平均気温の差が 暖房費=電気代にどれだけ影響したか? QPEXで計算せよ、 というもので Q値1.2(Ua値でいうと0.33くらい)の高性能住宅 設定温度20度 自然温度差8度 家の大きさは100m2 昨年の1月の平均気温1.7度 今年の1月の平均気温0.3度 電気単価は住んでいる地域で異なりますが 中部電力の従量電灯Bの第2段階価格25.51円 マニアックな方はご自分でトライしてみてください。 平均気温が1.7度から0.3度に下がって その差は1.4度あるわけですが これが暖房代をどれだけ押し上げているか 計算すると¥1060円 自然温度差を8度にしてますが これが10度あるとどうなるか?(差額は同じ) 逆に6度なら?(同上) 去年は設定温度を20度にしたけれど 今年の冬はパジャマで外の雪を眺めながらビールが飲みたいから 24度にした人の電気代はいくら増える?(+3000円) などと計算できます。 ちょっと贅沢して設定温度を上げると それなりの見返りと費用が掛かりますね。 実は上記に加えて 意識しなければならないのは、燃料調整費。 すでに発表されていて 2月は1月分にプラス351円 3月は2月分にプラス292円 1月に比べると3月は643円増えます。 いくら電気をこまめに消しても643円は節約できません。 燃料調整費や再エネ賦課金は今後も続きますし、 再エネ賦課金のピークはまだ先。 燃料調整費はある意味国力が弱くなっている証でもあるわけで、 おそらく今後も続きますし その金額も下がる要素はそれほどありません。 どれくらいの性能の家を建てるかによっても 家計の負担は変わってきますから、 これから家を建てる方は時代の先を読む必要があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年02月23日 07時51分51秒
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