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カテゴリ:高性能 省エネ
おはようございます、 紙太材木店の田原です。 どんよりとした梅雨空ですが今のところ雨は降っていません。 なんとか持ちこたえてくれると、助かります。 本日は朝から羽島の家の換気配管。 空調屋さんに任せる工務店もありますが、基本は工務店施工。 ダクトの45度の曲がりや90度の曲がりでは 圧損が発生しますから、 空気の流量をきちんと計算する必要があります。 当然のことですが、気積(空気の量)の大きなLDKのような部屋には その部屋の気積に見合った空気が必要ですし、 小さな部屋(トイレやWIC)にはそれなりの空気が必要です。 空気と言いましたが、それは冬は暖かい空気、 夏は涼しい空気の事を言います。 もちろん、お風呂や脱衣室と言った空間は潜熱(簡単に言うと水蒸気)が 多く発生しますから、その対策も必要です。 また、南側に窓のある寝室や子供室では 昼は日射の影響が大きく出ますし、 夜の窓は壁より熱が多く貫流しますから 冬や夏でも条件が異なってきます。 一種の全熱交換式の換気装置が設置してある家でも、 夜は北側の子供室やWICが寒いとか 脱衣室が暑い、玄関が寒い、 なんてことはざらにあります。 そもそも、一種の全熱式の換気でも多くの場合トイレや脱衣室、 お風呂の換気は個別の壁付け三種換気が主体ですから なおさらです。 つまりこの換気装置は熱交換率93%と言っても、 それは装置の中を通る空気の話。 お風呂や脱衣室、トイレなどは個別の換気ですから 家全体の空気の熱交換率となると悪くすれば60%程度、 湿度に至っては… これらの多くの原因は、ダクト設計を換気装置メーカーに丸投げとか、 設計だけでなく工事もお任せというケース。 言い方を変えると、高い換気装置をお宅のものを使うから 設計や工事を含めてできるだけお値打ちでしてくださいね、 換気装置メーカーなんて何所でもあるんだから・・・ これでは設計や施工の精度に影響がある可能性があります。 それに換気ダクトの配管の精度なんて自分でやってみなければ、 いいか悪いか判断できないだろうなと思う次第。 一種の全熱式の換気装置を使うから 家中隈なく暖かい 隅々まで涼しい? 他人任せではそうなるかどうかは、保証の限りではありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年06月24日 14時30分21秒
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