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カテゴリ:家づくりのたいせつな話
おはようございます、 紙太材木店の田原です。 今朝は快晴、20.5度、 湿度は90%ありますが爽やかで気持ちのいい朝です。 絶対湿度は13g、気温31度の湿度45%とほぼ同じです。 今朝の予報でも日中は乾燥して その程度の湿度と言ってましたから、 今日は日陰に入れば随分過ごし易い一日になりそうです。 7月のイギリスの消費者物価が、 40年ぶりに対前年比で10%以上の上昇とか。 既に3月の段階で7%上昇してましたから、 他所の国のことながら心配してしまいます。 日本はいまだに2%ちょっとですが、 世界経済が連動していることを考えると 今後の消費者物価の動向は目が離せません。 多くの方は経験していませんが、 73年から74年にかけて石油危機の時の消費者物価の上昇は年率25% 狂乱物価なんて言われましたが、日本もそんな時代がありました。 原因は中東戦争、アラブとイスラエルの戦争です。 歴史は繰り返すと言いますが、 今回のウクライナの戦争も似た構図にあります。 人間も国家も50年ではそれほど進歩する訳ではなさそうです。 これから住まいを建てられる方は 日本にもそんな狂乱物価の時代があったなんて、 想像もできないかもしれません。 50年前はご両親はまだ小中学生。その前の祖父母の方が、丁度家を建てる時代でしょうか… ご存命であれば、当時のお話も何かの参考になるかもしれません。 さて、こんな不確実な時代に住まいを建てると決めた以上、 自己防衛をきちんと検討する必要があります。 簡単に言えば燃費のかからない家を建てる パネルを載せて見せかけの下がった燃費を見るのではなく、 素の燃費を見る必要があります。 なぜなら、その見せかけの燃費は、補助の入った売電価格で作られています。しかも、その補助は10年しかありません。 30代で家を建てれば優に50年以上は住むことになります。 (女性の平均寿命は87歳) 物価やエネルギー価格の上昇率と自身の給与の上昇率、 引退した老後の生活資金や年金を考える必要があります。 最初の10年だけ数字が良くても、 その後の40年が青色吐息の我慢生活では、健康寿命も縮んでしまいます。 住宅価格も上昇する中、ご自分の予算の中で 住まいには 何が必要で 何が余分なのか 不要不急のものは 削ぎ落して考える必要があります。 ある意味、虚飾を排して本質に迫る家づくりでしょうか。 長く物価や給与が停滞していた時代。 それしか経験してませんが、その時代とは異なった家づくりが 求められる時代になりました。 パネル搭載は必須ですが、その前に住まいの性能や耐久性を できる限りあげておくことが求められます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年08月19日 09時09分24秒
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