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カテゴリ:家づくりのたいせつな話
おはようございます、 紙太材木店の田原です。 快晴ですが毎朝10度を下回っています。 日中はそれなりに暖かいので暖房することはありませんが、 朝晩は暖房が欲しくなる気温です。 事務所も夜に暖房していれば朝は暖かいですが、 夜、それほど寒くないと油断して暖房しませんから、 朝には建物が冷えて暖房が欲しくなります。 ただ、建物が冷えているので 薪ストーブに火を入れても、 そんなにすぐには暖かくなってくれません。 これからの時期、自分だけでなく 建物も暖かくしてあげると、両方暖かくなります。 暖房や断熱は家を温めるためのもの。 結果的に自分も暖かくなる、ということになります。 新建ハウジングの最新号に 松尾和也さんがエコハウス設計メソッドを、月に一回連載しています。 今月は断熱性とトータルコストの関係。 簡単に言うと 住まいの建設費と燃費の合計を断熱性の違いで表したもので、 50年先までのトータルのコストを比較しています。 別の言葉で言えば住まいの初期投資とランニングコスト。 断熱性はH28基準のほか、G1からG3までの4つの比較。 いくつかグラフがありますが、 電気代が40円/kWhで 年率2%上昇のグラフでは 28年後にG3が最安値になります。 スタートラインである建設費がいくらかで変わりますが、 ランニングコストの勾配は性能に比例して同じです。 でもG3が28年で最安になるのは驚きですね。 感覚的には40年くらいと思ってましたが、 当てにならないものだと再確認した次第。 このH28年、G1~G3比較のグラフを作ってみると、 新築の生涯コストが性能によって比較できますから、 新築検討者にはいい資料になります。 G3となると今の仕様に少し手を加えれば可能ですから、 選択肢の一つとして 住まい手の方に提案できますが、 課題は初期投資である建設費。 これをいかに小さくするか? これが問題・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年11月16日 09時48分56秒
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