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カテゴリ:温熱環境
おはようございます、 紙太材木店の田原です。 先週からの暑さに体がまだ慣れていなくて 疲労感が残りますが、 実は土場の草がずっと気になっていて 昨日の夕方、刈払い機で草刈りをしました。 30分ほどのつもりがあそこもここもついでにと、 今しなければ次はいつか・・・ この炎天下で生えてる雑草も 何とか生きようと必死ですから、 伸びた雑草は茎が固いんですね。 そうなると刈払い機では無理。 刃の付いた草刈り用のチップソーと言われる 丸いのこぎり刃でなければ、草が刈れません。 何とかできました・・・ さて、ここ数日の岐阜市の午後の温湿度は 気温36~37度 湿度は40%前後 絶対湿度は15gを越えますから、 暑いだけでなく 絡みつくような空気感があります。 2時間に一度 家中の空気を入れ替えながら 家の中を快適な温湿度にするには 工夫が必要で、 その一つが再熱除湿。 エアコンのセンサーは温度感知です。 つまり、設定温度に達すれば 自動的に風量を調整したり、 送風モードなりになって動きを止めます。 27度設定なら その温度に達すると動きをやめますし、 19度設定なら19度になれば 止まるわけです。 問題は湿度 気温は丁度いい具合の27度でも 湿度が高ければ不快に感じます。 気温27度、湿度60%で不快指数は75となり 半数の方が不快に感じます。 つまり、湿度が高いんですね。 エアコンは設定温度に達すると 動きを止めてしまいますから、 2時間に一回の換気で入ってくる 熱風と水蒸気は入って来放題・・・ 30坪程度の家で 1時間に150m3ほど換気で外気が入ってきますから、 5分止まっていると 12.5m3の外気がそのまま入ってきます。 12.5m3の空気の重さは 15.06Kg 絶対湿度が15gですから 15.06kgx15g=225.9g 5分で225.9gの水蒸気が 室内に入ってくることになります。 だったら、もっと湿度を下げようと エアコンの設定温度を下げると、 湿度は下がっても今度は足元が寒くなる。 と言うことで再熱除湿 再熱は何でもOK 下がり過ぎた室温を 上げる方向に持って行ければいいので、 日射を入れる 電気ストーブをちょっと足もとに置く 2階のエアコンで冷房しているのなら 1階のエアコンで暖房 TVを付ける etc 熱源であればなんでも大丈夫です。 再熱は 冷房のエアコンをサーモオフさせないことと (設定温度になって停止すること) 下がり過ぎた気温を上げてくれること この二つが目的です。 もちろん残念ながら省エネではありませんが、 一日中ずっとという訳ではありませんから お試しください。 暖房も冷房も済んでいる地域や その家々にあった容量が計算ででますから、 設計者とご相談ください。 もちろん再熱除湿を 何ワットすればいいのかも計算できます。 相談先は 家電量販店のお兄さんではありません。 紙太材木店インスタグラムこちらから 紙太材木店HPこちらから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年07月08日 09時20分08秒
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