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カテゴリ:建築巡礼
こんばんは 紙太材木店の田原です。 昨日から京都で、ただいま帰りました。 KKBで1年ほど前に募った 俵屋旅館に泊まる企画で 12名、6室に宿泊しました。 通常、体感できるのは 自分が泊まる部屋だけですが、 12名で宿泊しているので 6部屋の見学ができます。 全部で18室あって それぞれ間取りや造作は異なりますし 当然、庭との関係性も違いますが 今回は6部屋を 全て体験できるわけで ある意味、 6回泊まったのと同じだけの 経験ができるという 贅沢な時間を過ごすことが出来ました。 皆さん、物差しやスケールで 寸法を確認したり 写真を撮ったり あるいは ここはどういう工夫が してあるか話し合ったり・・・ 木又工務店の木又さんは MOKスクールの代表理事ですが、 同時に大工さんでもあります。 彼に質問すると 細かく納まりを解説してくれるという、 建築関係者にとっては 願ったりかなったりの体験でした。 宿泊体験記は でんホームの竹内さんが 2年ほど前に ご家族で泊まった時の記録を書かれてます。 これ以上の解説はなかなか書けませんので ご興味のある方は こちらからご覧ください。 さて、世界中から 多くの方がなぜこの俵屋に 泊まりに来るのか? 京都なら 著名な5つ星ホテルも10以上あるのに 俵屋なのは その尋常じゃない心地よさに あるように感じました。 吉村順三が設計してますが、 どの部屋にも また館内のいたるところに 心地よさがあります。 心地よさとしか表現できないところが 残念ですが 撮る写真のどれもが 誰が撮ってもそれなりに 絵になる写真が撮れる と言ったらいいでしょうか。 そして、そこかしこ いたるところで写真が撮りたくなる・・・ 俵屋旅館の心地よさのある設計を 自分なりに解釈すると 中と外をいかに自然に結ぶか でしょうか。 HPはありませんから 予約は電話になりますが、 設計者のみならず 将来リフォームや新築を検討されている方も 泊まってみて損はありません。 心地よさの本質が体感できます。 紙太材木店インスタグラムこちらから 紙太材木店HPこちらから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年11月02日 07時46分43秒
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