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2008.03.12
カテゴリ：神
この日記は平成１１年１１月２４日から
平成１２年２月３日にかけて書かれたものです。 一覧で日記を選んで通して読んでください。 アミノ酸は20種類です。 例えばフェニルアラニンというアミノ酸をつくれという暗号文は、 １つ作ればいいのですから、 ABCDの４つのセットで、フェニルアラニンをつくれという暗号文を書くのなら、 AAAAをフェニルアラニンと決めておけばいいのです。 わかるかな。逆に考えると、20種類のアミノ酸をつくるためには 20種類の暗号文が必要という事は、判るでしょ。 あとは苦手な数学です。 AとBの２種類では、AAとABとBAとBBつまり４種類の暗号しか出来ません。 20には足りませんね。 では、３種類では３３ で、27種類です。 これで20種のアミノ酸はカバーできますが、 何故か生物はこれを採用しませんでした。 では４種類では、４４ で４×４×４×４＝256 ２０種類のアミノ酸製造のために、こんなに余分な暗号はかえって邪魔です。 こんなにあっては、効率が悪すぎます。 そこで４種の内３つを使うとどうなるでしょう。 ＜本来は組み合わせ一覧表あり＞ 最初がAの３重結は、16種類になります。 それが４組なんですから、4×16＝64通りになります. どうです。私はもの凄く親切でしょう。 暗号文のパターンをこれ程親切に説明した科学書を、 今まで君は読んだ事がありますか？ 自分ながらここまで親切にしてもいいのかと思いますが、まっいいか。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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