大分ご無沙汰していました○┓ペコリ
とまぁ毎度のご挨拶のようになってしまい大変恐縮ですが、書きたいときに書くって言うのがブログだと思うんでボチボチお付き合いくださいませ。
とはいえ、年内には最低でもこちらの足回り編は終わらせたいと思っていますんでここらで巻きを入れようかと思っています。(苦笑
この足回り編今回を入れあと4回を予定していますんで、このペースではてさて本当に終わることが出来るのか不安で仕方ないんですけどね(汗
さて、前回のあらすじでは無事にどうにかサスを取り付けられましたーって所だったと思います。実際に使い込んで見ましょうというのが今回のお話です。
サスのトータル的な調子を見るのはやはりツーリングが良いでしょうということで、ちょうど秩父を走る機会があったのでメンバーの名変の面倒見がてらツーリングへ参加することにしました。
当時の日記です(爆
Bluestepさんのにっき「のち秩父ツー」
ってこの日記・・・8月だったんですね(汗
放って置くにもほどがあると・・・orz
ここでは大絶賛していたオーリンズのリアサスだったんですけど、実は峠道の下り、帰りの高速を乗るうちにどうにもフワフワとした感触が否めず、プリロード(コントローラー)を弄っても大きな変化は見られず、首をひねりながら走っていたんです。
というのもバンプの大きな荒れた路面などを走ったり、2人乗りの高速でうねりが大きい道が有ったりするとどうしてもリアサスが「ゴツゴツ」と底付きをしてしまうのです。
これは、プリロードを弄っても変わらずオーリンズサスに過大な期待をしていた所為かも知れませんが(苦笑
一度気になりだすと居ても立ってもいられない性分なので、売って貰ったNAPSさんをすっ飛ばして販売元のオーリンズさんに直接電話しちゃいました。(笑
その方が処理早いし、直接ユーザーの声がメーカーサイドに届きますからね。
いきさつを説明すると担当の方も非常に興味を示したようで、
担 「ビックスクータでオーリンズのサスの問い合わせは何件かありますが実際に流用をチャレンジされたお客さんは初めてです」とのこと。
更には
「どっちかって言うと今の流れはローダウンサスやエアサスのような見た目重視が主流で、ビックスクーターにスポーツサスを入れようって言う流れではないんですよね。それなりにスポーツしようと言うなら普通はSSみたいなモデルに乗っちゃいますよね。」
ま・・・まぁごもっともなんですけどね。
しかし、今回のプロジェクトはスカブにオーリンズのサスを入れよう!と言うミッションなのであえて少数派の方で^^;
やっぱりこんな変人みたいなことをするのは自分だけなのね^^;
ということで、思い立ったが吉日早速オーリンズ本社へGO!
来ちゃいました。
オーリンズサス販売元@「ラボカロッツェリア」さん
東京の足立区にあるラボカロッツェリアさんです。
サービスセンターと言うよりも「実験室」や「工房」と言う表現のほうが合いそうな所でした。
事情を説明してオーリンズの担当Tさんもその上司の方も非常にノリノリだったそうで、面白そうですね!といって私の我侭な申し出を快諾してくれました。
とりあえず、純正のバネレートやデーターを取りたいと言うことで純正サスを預け今日のところはひとまず帰ります。
帰りがけにサスの伸び側のアジャストを3ノッチばかり触ってもらって
T氏 「これだけでも伸び側の戻りのスピードが変わるので大分変化を味わえますよ」と言ってくれました。
と帰り道乗り出すとその変化はすぐにわかりました。
車体の応答がリニアに変わり、非常に扱いやすい物になりました。
今までは、フワフワと乗り心地がよく柔軟な動きだったのですが、そこにスポーツ度が増したと言いますかちょっと頑張っちゃうぞみたいな(笑
数日後オーリンズのTさんからデータが取れましたと言う連絡があり早速説明を受けに。
なんでも純正サスのバネレートが約70N(ニュートン)のバネレートで、今取り付けているオーリンズのバネレートが66Nのようです。
ただ、バネレートから言うとこの程度の差なら充分スプリングでフォローできると言うことだったのです。
どういうシチュエーションで底付きするのか、また、プリロードを変更しても対応できなかったのかと言うことを聞かれたので説明しました。
それならスプリングを交換するなら75Nくらいで試してみましょうか?と言うことで車両を見てもらうとTさん怪訝そうな顔をしています。
T 「これプリロードがスカスカですよ?」
かも「これ、買ったときからこうでしたよ」
T 「・・・・・・・・」「ひょっとしたら、プリロードの初期不良かもしれません」
ってあらら・・・
なるほど、プリロードが抵抗無くくるくる回るのってそういうことだったのね~
ということで、再度後日純正サスに戻してサスをオーリンズさんへ預けました。
再度数日してオーリンズさんから預けたサスが戻ってきて
外して~
抜いて~
取り付けて~
を再度繰り返しました。
この頃になると交換も20分程度で済むようになりました(爆
と言うことで晴れてオーリンズサス無事に換装完了となりました!
今度はプリロードもしっかり効いて最弱時と最強では明らかに違う動きをします。
2人乗りでも、荒れた路面でも底付きせずしっかりとした動きになりました。
後ろ足がしっかりしたことで接地感もかなり変わり、まるでスカブにのっている乗り心地ではありません。どっちかって言うとT-MAXに似た乗り心地と言いますか(言いすぎ?
いずれにしても大満足の結果になりました。
が、これによって困った問題が・・・(笑
次号に続きます