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テーマ:小学生ママの日記(28709)
カテゴリ:こども
小学生の時、音楽の時間で合奏する際、エレクトーンの足担当になったことがあります。いつまでも足で足を弾く事が出来ない私に「もう手でやんなさい」と先生がおっしゃったので這いつくばって頑張った悲しい思い出があります。 今でも両手違う動きは出来ません。ピアノを弾ける人は神です。お笑い番組でキーボード弾きながらトランペットを吹いてる人をお見掛けしましたが、もうなんかよく分かりません。多分神経の作りが違うんだと思うんです。私のは荒縄とか、こよりとかそんなんだと思います。 遺伝に違いないんですが、ウチの娘が給食着にボタンを付ける際、なぜか床に広げて這いつくばって付けてるのを見て思い出した事があります。 遊園地に家族で行った時の事、パックに入ったたこ焼きを当時5歳の娘に手渡しました。両手で受け取ったせいか、どうやってふたを開け、どうやって爪楊枝を持ち、どうやって口に入れたらいいのか分からなくなったらしく、地べたにたこ焼きを置き、這いつくばって直接口で食べ始めました。地べたに置いた時点で、手の存在も忘れちゃったんですかね。野生のエルザか…。 こんな短い文章の中に『這いつくばる』という言葉が3回も出てくるとは…。 去年エレカシのライブでボーカル担当の方が「お前らも不器用だなあ」なる発言をしたとのこと。言われた人々は「…この人にそういう事いわれるのか…。私ら」と愕然となさったと思われますが、残念な事に私、そして娘は言い返す言葉はありません。役者業を立派にこなしている高倉健さんにも不器用の看板を降ろしてほしいです。掲げてないか。 吉田修一さん著の「悪人」。何を言ってもネタばれしそうなんで滅多な事は言えませんが、ラストは泣きました。ワイドショーを見慣れてる私なんかが読みやすい構成で書かれてます。宮部みゆきさんの『理由』をちょっと思い出したりしましたが、もうちょっと現代よりです。分厚いですが2日で読みました。 ウチの娘に「服持ってボタンつけたら?」って言ったら、「あ、そっか」って言ってました。わざとだよって言わないんだな。本当に思いつかなかったんだなあ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.28 12:14:46
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