猫背猫舌きょうだい！絵日記

今日雪かきした方は東北地方の方でしょうか。宮城県もかなり積もりました。

昨日観たドラマ“銭ゲバ”は、原作を読んでないから先が読めないので面白い。優秀な漫画家は映画監督と同じ仕事をしてるようなものだから、漫画原作付きドラマが面白いのは普通のことだと思います。

主人公が造船所で簡単そうな仕事をしてましたが、意外に仕事は外見から伺い知れない内実があったりします。私も多分、あの人ラクそうだなあと思われてたに違いないです。

私の経験した職場での話　　２種。

ある日私がアルバイト先の広告制作会社で、たりらりら～んと イラストを描いていた時のことです。突然若い女性が泣きながら飛び込んできました。

彼女は発注元の代理店様。我々に仕事を出す担当さんなんですが、この日は、いつも納品時間を守らない我々に、催促とクレームにいらしたのでした。私の仕事では無かったのですが、かなりお怒りのようだったので成り行きを見守っておりました。

こちらに来られる道々色々な事が脳裏を去来したのでしょう。こちらが納品時間を守らないがために、お客さんに責められ、上司に怒られ、親に結婚しろと言われ、犬に噛まれ、など、全てが怒りの導火線に火をつけてしまい、それがこちらの事務所に着いたとたん涙となって溢れたんですね。

彼女は泣きながら、納品時間を守って下さいなる主旨のことを叫び、出て行ってしまわれました。

そして彼女が帰った後、ここの事務所の社長が私に向かって言ったお言葉。

「ハッ、なに、あれ？」（半笑い）

（…！この人には…全く話が通じてない……！）

どうやら納品を遅れる我らより、他社に泣きながら来る彼女の方が非常識という認識しか社長には無いんですね。彼女の訴えはスルー。泣いた時点で負けたんです。

「でも社長、悪いのは多分こっちです。…確かにうちらいっつも納品守ってない…」

何か言っても無駄な気がして言いませんでした。話は多分通じない。反省しようよ…。

もう一つ。私がレンタルポジの会社（広告に載せる写真を貸し出す業務）で働いていた時の失敗。

他県のお客様から「蔵王 馬の背」なる発注がありました。後輩の子と吟味した写真を数点送り、後から気づいて慌てて謝りの電話をかけました。ここまで読んで気づかれた人もおいででしょう。そうです。馬の背とは地名なるもの。私らは良く撮れてる馬の背中の写真を送ったのです。

「こっちの方が背中写ってるよ～」「こっちの毛並みがさあ」なんつってる常識のない私達にお客様の真意が伝わっていなかったという…。

話が通じねぇ 現場　　２種。


リアルタイムでブラックジャックを読んでた人間が、加山雄三さん扮するブラックジャックに違和感を感じたのは仕様が無いと思います。体型とか、そのメイクとか。雑誌連載当時、少年チャンピオンは人気連載が百花繚乱。負けず嫌いの手塚先生が心血注いだ作品。図書館にも置いてたりしますので読んでないお方ぜひ。

ブラックジャック (文庫版) （1-17巻　全巻)