あばば日記

それは３日前までは大きなものだった。


それは３日前までは一生懸命だった。


それは今では音もない。


それは今では無になった。


それは今では小さなものになった。


それは今はもう苦しくない。


それは今は安らかだろうか・・・






パオ母のお兄さんが亡くなりました。
年末から危ないという状況でした。一時退院までしたが・・・だめでした。

仕事中の事故で介護が必要な身体になり、ずっと車椅子や寝たきりだった。


パオはほとんどこのおじさんに会ったことがない。たぶん２・３回ぐらい。。。

子供の時におじさんと初めて会った。
身体が不自由で一人で座れないおじさんを見て、ちょっと嫌だな・・・と
思ってしまった記憶がある。（子供でした。あほです。）



お葬式は両親や母の妹達でやるとのことで、パオ達は出なかった。


正直亡くなったと聞いても、ああ・・・そうなのかという感じだった。



今下の部屋に遺骨がある。

数日前は私達と同じ大きさだったものが、小さな箱に入れられてひっそりと。



母が用事をしながら思い出したように泣く。



パオも仕事から帰ってきてすぐお線香を上げた。

やはり涙は出ないが、平常心でもいられない。少しブルーになった。。。



誰でも知ってる当然なこと。


命には終わりがある。