ちょうど一年前の今日（３月１０日）…

気仙沼の友達（同業者）に電話をしていた…・

”先日の地震、どうだったの！被害はなかったの”って・・・

”うん、何でもなかったよ”と言う・・・

”今度ホヤを送るね”・・・

”ありがとう、待ってるね”と・・・

いつものような会話が・・・

ところが・・・

次の日の１１日・・・

大震災が・・・

ちょっと話は戻るが・・・

この大震災を体験していない自分・・・

神奈川は震度５弱だったらしいが…

今勤めている所で、急斜面での作業でよつんばいになりとても危険な作業中だった…

必死につかまり移動の繰り返しで地面が動いているのが気が付かなかった…

２人作業で２人とも気が付かなかったのだ…・

それが幸い！したのだろう・・気が付き慌てていたら崖から転げ落ちていただろう…

仕事の帰りに信号は止まり、辺り一面停電で周りの明かりも何もないので不思議な感じ・・・

家に着き、その状態を聞いて初めてその重大さがわかった…・

慌てて車のＴＶを観て鳥肌が立ちました…

子供は・・田舎は・・友達は・・・

何処とも連絡が取れない・・心配ばかりの時間が…・

やがて・・子供たちとは連絡が取れ無事である事がわかる…

岩手は、福島は、宮城は・・・連絡が取れなかった…・

数日経つと少しずつ連絡が取れるようになった…

妻の兄貴は、陸前高田の広田湾近くで大工作業中だったとの事…

広田湾の底が見えたので大津波が来ると、高台に避難したとの事…

陸前高田の叔父は高田松原の管理をしていて近くに住んでいたが、地震とともに避難していた…

気仙沼の友達は・・毎日電話をしていたが復旧せず連絡取れず…

１０日目だった・・・電話がつながった…

なんと、本人が電話口に…・

涙があふれる…”よかった、よかった”と、何度繰り返したことか…

特に、気仙沼は火災があったので心配していた…

今日・・・一年前の話をした・・・・

本人は、いろんな災難に遭って来たので細かい事は覚えてないらしい…・

何はともあれ、元気な声が聞けた…

岡崎友紀（ちょっと古い）似の友達、いつまでも元気で…

今年は、岩手に行こう…

心配なのは、目に・・頭に焼き付いている大船渡や陸前高田の風景が消えてしまっている事が…

耐えられるだろうか・・・

でも、現地の人達は頑張っている…・

現実を受け止めるしかない…

がんばれ、東北・・・