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ビビの父 メモ
もう 何も書き留めておく必要も気力もないですが 経緯を残しておこうと思います 11日 この日も午前中のみ獣医さん 診察していただけるので 10時過ぎに出発しました。 朝早くにオシッコに出て 調子が良くなさそうなので ハウスで待機でした。出発前にハウスから出して 用を足してもらおうと公園まで出ようとしましたが 家の前の道路に出たとたん 粗相して(下痢)しまいました。 昨夜までは 点滴のせいか 調子が良くなったみたいで ササミをゆでたもの サツマイモをふかしたもの 夜食に 梨を食べたそうです 病院に着くとすぐに順番がきたのですが ケージからなかなか出てくれませんでした。 少し足元もふらつきながら診察室で お話をしながら ビビはいい子で伏せをして10分の点滴(栄養剤他)を 施していただきました 明日 朝一でG大学付属病院で診てらうために 連絡をとっていただき 私たちは 見切り発車で 深夜(早朝)に向かうこと また レントゲン写真を 預かり 移動しながら携帯電話で連絡しあうことなど 確認をとって病院を後にしました ビビは帰宅してからも 元気はなく いつもの玄関の石張り部分で 休んでいましたが 吐きはじめて もう水分しか胃の中にないはずなのに 何度も吐いたようです。 仕事に戻っていた私は15時頃電話がかかり 吐いてばかりいて 病院に持ってゆく シーツなどの買い物があるので ママと交代して ビビの様子をみました 吐き気がすると リビングにやってきて あわてて新聞紙をしいて お腹をさすってやり 口元を布巾で拭いてあげると また 少し楽になったようで 水を飲ませて 休ませていました こんな状態で 病院へ車で何時間も移動できるのか 心配になっていました もしかして もしかして 考えたくなかったけど 子供たちにも連絡をとり 夕飯は ビビの好きなものをあたえてみんなで一緒に 食事を(最後になるかもしれないと)とり 写真も撮ろうと提案しました。 食事時間になり ビビがリビングに来たら 写真を撮ろうねと 夕飯をとりはじめました。 ビビは よたつきながら リビングに来ました しかし そのまま下血してその場所に座りこんでしまいました(PM7時過ぎ) お風呂場で シッポやお尻周りをシャワーできれいにしてあげて 今度は お風呂場で座り込み なんとか お風呂場から洗面所のマットの上に移動させ フロアマットを交換したり 乾かしてあげ 写真を撮り和やかに食事をとる 余裕がなくなっていました 私は 子供たちやママに 看病を任せて 深夜移動のために 仮眠をとることにし 寝室で少し睡眠をとったなと 思いきや ビビの調子が良くないと起こされたのが たぶん10時過ぎでした ビビは横になったまま 息遣いが荒くなり苦しそうでした 時々 けいれんを起こし 話しかけても視点が合わなくなり出し 私の手を前足の手で握り込むように 苦しみ出しました。 家族みんなで ビビにスポイドで水を与えたり お腹をなでてあげたりして 約30分 最後に 一言だけ 悲鳴とも思えるような声をあげ みんなに見守られながら 息を引き取りました。 何度呼んでも さすっても 時計をみると午後11時丁度でした。 それからは 時間の感覚を忘れてしまいました。 息子と私で バリケン(ケージ)の上部分を取り外した 下の部分に布団を敷き 玄関まで運びました お尻の下部分にシートを敷き 後ろ足を前足を揃えてあげて 硬直する前に 口元や舌を整えてあげ みんなで交代で手をあてて 瞳をとじさせて1時間ぐらいすごしました ビビの横においてあった ティッシュの紙箱が みんなで 使うものだから 空になりそうでした。 お線香を焚いてあげてママと娘はビビの近くのリビングで 横になっても それぞれ 眠れないまま 夜明けを迎え 少し 家族が眠りに着いたころから 朝7時になるのを待ってから 獣医さんに 今日 付属病院に向かっていないことを伝えようと電話をかけましたが 留守電のままでした。 しかし その後15分もしないうちに 獣医さんから連絡をいただき 事情を伝え お世話になったことを伝えました。 子供たちは 学校を休むと言い出したので 葬儀社を調べ始め 連絡を取りだしました 個別葬でお骨をみんなで拾い上げれることが条件で なんとか1件たどりつき(他は予約が入っていたり 拾骨は後日とかで) しかし 10時までに連れてきてくださいとのことで 疲れ切った家族に 協力してもらい 準備を始めました。 絞ったタオルで 全身をきれいにふいてあげ ブラシで整え シーツを交換して 副葬品と写真を用意して 思い返せば いろんなことが あふれんばかり それぞれ 想いをこめ 葬儀に向かいました ビビは 非常にきれい好きでした お風呂も大好き 雨の日は濡れるのがいやで 散歩はゆかなくてよかった 最後 あんなに元気がなくても ウンチがしたくなると 起き上がって 伝えてきました どんなに 痛くても苦しくても 暴れず 云うことを理解して 自分の犬としての尊厳を忘れず また 家族を思ってくれました 無くしてから どんなに すばらしく 存在感があり 私たち家族を愛してくれたかを 思い知らされました 棺に 息子 娘 ママ 私 それぞれが 書きいれたメッセージが それを 証明しています これから 介護が必要になるだろうと 話していた矢先 ガンと戦うための 食事療法などの本を購入予約したのですが それも 届かぬうちに ビビは 白骨になりました 4本の犬歯をお守り袋として 残された私たち4人が それぞれ1本づつ 持たせていただき 最後まで 一生懸命生き抜いたビビの意思を受け継ぎました ありがとう ゆっくり 休んでね よく がんばったね 虹の橋の向こうで ポンちゃん メロディーちゃん たくさんのワンちゃんと仲良く 楽しく 遊んで・・・。 PS ビビの母のメッセージ代読 病院へ向かわず(ビビは行きたくなかったはず)家族で 看取れこれでよかったと・・・。 日記には(報告)したくなかったと・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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