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テーマ:ねこといっしょ(8897)
カテゴリ:うちのにゃんこ♪
今回はちょっと悲しいご報告なので、苦手な方はスルーして下さいね。
以前の日記(11月15日)で、老衰で弱っているさちこの事を書きました。 その後、優しい獣医さんに励まされながら、時々点滴を打ち 思ったよりも、ずっとさちこは頑張ってくれました。 食欲も少し戻って、トイレも水飲みも、いつもの場所に頑張って歩いて行きました。 この状態がどのくらい続くのかなぁ・・・・とボンヤリ思っていたのですが クリスマス付近で、とうとうトイレに行く事ができなくなりました。 皆さん、そうだと思うのですが・・・・さちこは私にとって特別な思いのある猫でした。 家族以上に、私の家族でした。 色々あって実家を出て、実の家族と疎遠になってた時期、自由の気楽な日々と引き換えに 帰る家が無い・・・・お盆やお正月には、ちょっぴり淋しさも。 そんな時に、目と目とが合って釘付けになった私。 数日後に一人暮らしの我が家にやってきたさちこ。 猫は今までにも何度も飼ってきたのですが、アメショー特有のストレートな超甘えっ子。 お店の人が、この子は特別甘えっ子だから、一人暮らしでは可哀相なので もう1匹連れて行って下さい・・・・・と頼まれて、二匹で買い始めたほどです。 家事をしていても、常に私の肩に乗ったまま。 甘えて手の甲をチュウチュウと吸ってくるさちこ 『猫は人につかないで家につく』 なんてウソだなぁ、と思いました。 そんなにゃんこだったので、うちに遊びに来る人が(含むパパ) 「猫は嫌い!」と豪語しても、 さちこにかかると、すぐに大好き~になると絶対の自信がありました。 パパも、会ったその日に「猫嫌い」を返上しましたよ。 諦めた頃に、やっとotoを妊娠した私は、それまで 私のお腹の上に乗るのが大好きだったさちこに 「これからは、乗らないでね。」とそっとお願いをしました。 さちこは、その日から、私のお腹の上に乗るのを止めてくれました。 そんなさちこは、本当に最後まで、とっても良い子で懸命に頑張っていました。 歩けなくなってからでも、トイレに行きたくなったら、 もう声も出なくなっているのに、かすかな鳴き声で私に知らせてくれました。 さちこが最後に口にしたのは、25日の生クリーム。 獣医の先生が 「そうか~。クリスマス出来たんだね。良かったね。」 と優しい言葉を掛けてくれたので、思わず泣きそうになりました。 その日、先生は、今まで毎回量っていた体重(減り続けていた体重)を量るの止めました。 職場にも動物好きな方が沢山いるので、 「血液検査はしたの」 「流動食を流し込んでみたら」 など、色々声を掛けて励ましてくれました。 でも、私自身は彼女の意思を尊重しながら、獣医さんを信じ 私の中で納得がいくところまで精一杯で看取ったつもりです。 根拠も自信もないのですけど・・・・・・。 それは、今思うと、獣医さんが、さちこを励ましながらも、 さりげなく私も励まし続けてくれてたせいかなぁ・・・・・と。 ペットロスにならないように、さりげなく、 精一杯やってくれてありがとう・・・みたいな言葉を常に私に向けてくれていたような。 良い先生と出会えたな・・・・と感謝しています さちこは夜中の1時(本日の未明って言うのかな?) 私とパパ、そしてotoに見守られながら旅立ちました。 充分、さちこには出来る限りの事をした・・・・と思う面では後悔はありません。 でも、今、実際にさちこがいない家・・・・・・17年間常に一緒だった・・・。 ポッカリと心に穴が開いたような感覚は、どうしたら埋まるのかな。 otoは「ペットショップに行こうよ!」 おいおい・・・・・はしゃぐ場面じゃないよ・・・・・。 さちこ、17年間、私を支えてくれて本当にありがとう。 言葉にすると軽くなるような気がしますが、伝えきれない思いを込めてありがとうを言いたいです。 悲しみは尽きないけれど、ゆっくり、この思いを消化していきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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