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テーマ:おすすめ映画(4071)
カテゴリ:本*映画*テレビ
お出掛けは、歯医者&雪祭りの方が先なんですが
感動が冷めないうちに・・・・先に映画の方をUPする事にしました。 旭山動物園の奇跡 「旭山動物園物語*ペンギンが空を飛ぶ」 昨日、小樽のシネコンへ見に行きました。 元々、姉と娘と行く予定でしたが、母も行きたかったという事で お休みだったパパも一緒に・・・・総勢5人で見ました。 (父は小樽運河で写真撮影をしたいと言うので、別行動。) 感想はと言うと・・・・私たちにはとっても面白かったです。 道産子には身近に感じる部分が多々あるからかなぁ。 随分身びいきで見ていたかもしれません。 特に母は旭川出身(私や姉も旭川生まれですし)と言う事で思い入れもひとしおのようでした。 時折、鼻をすする音が聞こえてました・・・・・ 映画としては、どうなのかな ちょっと全体的には地味な印象もあるかなぁ。 役者さんたちは、脇を含めて上手な方達がいっぱい出ていて、私は好きな方も出てましたが 何せ、イケメン若手俳優なんかは出てこないので(ごめんなさい、中村靖日さん) 興行収入なんかはどうなんだろう・・・・って、ついつい余計なお世話で、心配しちゃいます。 まぁ、小樽のシネコンはいつも比較的空いているのですけどね。 やっぱり、この日も淋しい人の入りでした。 よく、週刊誌の見出しを見ると、監督のマキセ雅彦さん(津川さん)と長門裕之さんが 不仲だの何だの、書かれているようですが、 この映画を見た限り、私はそんな事は吹き飛ぶと思いました~。 長門さんの演技も素晴らしかったです。 テレビでもドラマ化されて楽しみましたが、それよりもっと、苦しかった部分 逼迫した部分、残酷な現実、人間関係も深く描かれているので、感じる物が多々ありました。 90%・・・つまりほとんどが事実に基づいていると言うのも驚きました。 廃園直前だったとは、よく耳にはしていましたが あそこまで、廃園の足音が身近に迫っていたと言う事も知りませんでした。 結構、この、不遇の時代が長く描かれているので この後、明るい展望が開けるって解っていても、じりじりしちゃいましたよ~。 飼育員がガイドや解説をするなんていうのも、当時は随分批判されたとの事。 今では飼育員どころか、お掃除のスタッフの方、一人一人が動物達とのエピソードを 語ってくれたり、説明してくれて、とっても楽しめていると言うのに・・・。 新しい風と言う物は、障害にぶち当たること、理解されない事も多かったんですね。 本当の園長さんも、この春に退職されるんですよね。 (完全に離れてしまうって事ではなくなったみたいですが。) その園長さんや、行動展示の指揮を取っている坂東さんなども、 ちょこっとだけ出演されていて、そこを見つけるのも楽しかったです。 いいドラマです。出来るだけたくさんの人に見て欲しいと思いました。 ただ・・・・1つだけ、私が正視出来なかったシーンがあります。 蛇の餌やりのシーンです。 新人飼育員の人も泣きながら餌をあげるシーンです。 蛇も餌になるねずみも、どちらも飼育員の方が育てた生き物。 そこがリアルに映し出されてしまいます。 これが、強烈・・・・と感じる方にはお勧めできません。 (もしくは、このシーンだけ目を瞑っていて下さい) ただ、そこを映し出し、園長さんに語らせた事から学ぶ事も大きいと・・・・。 「君は、お刺身は好きかい お刺身を食べる時に泣いているかい」 監督はそこをカットはしたくなかったんでしょうね。強い思いが伝わってきました。 さて、娘はと言うと・・・・・ちょっと後半飽きていましたね それでも、面白かったとは言ってくれてましたが。 毎年、1回は行っている動物園なのですが、冬にはまだ行った事がありません。 今度は冬に行ってみようかなぁ・・・・・と思っています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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