＊音ｏｔｏ＊とお散歩

そんなこんなの毎日ですが　と～ってもタイミング良く、
久しぶりに大好きな先生（私がσ(^-^;) ・・・）の診察予約が入っていました。


昨年の診察の時、先生は娘に会う事はなく、終わったんですよね。

今年ももしかして・・・・・と思ってはいたんだけど、念のために連れて行き
パパに無理やり半休を取ってもらって、付き添ってもらい、出かけました。

もう、心臓はバクバクです。

短い時間で、何を伝えよう、これを伝えよう、どう言おう、こう言おう。

頭の中、ぐるんぐるんです

でも、多くを語らずとも、この先生は解ってくれてしまうんです。

元々が精神科医だったせいでしょうか、終始優しく、
絶対こちらの言いかけた言葉はさえぎったりせず、最後の一語一句まで耳を傾けてくれる。

その上で、静かに考えてくださって、言葉を掛けてくれる。

もう、あまりの優しさに、途中で泣きそうになっちゃうくらいなんですよね。


なんて・・・・・やや、興奮気味の私のテンションはともかく。


昨年同様、

発達障害（学習障害にせよ、広汎性発達障害にせよ）の裾野の方に居るんだと思う。

ただ、ど真ん中にこの診断名だって言う物ではない・・・との見解でした。

別の病院で以前「広汎性発達障害」との診断が付いた事があります。

この先生は、傾向があるからといって、安易に診断名を付ける先生ではないのだろうと思います。

そして、診断名がハッキリしないからといって、
＝大変な物を抱えてない・・・って事じゃないよ、と言葉を続けてくれます。


そして今、あえて診断名が必要なのかなという疑問を逆に投げかけられました。


その時、漢字の書き取りのお便りの話を聞いて頂きました。


診断名が必要なわけではないのですが、説明しやすい何かがあったら
もう少し、学校に配慮して貰い易くなるのではないかと。


「お嬢さんは、随分頑張っていると思うよ。
　それは解って欲しいよね。
　うん、うん、じゃぁ、検査の予約、入れてみようか。」


私が検査を望んでいる事を察してくれて、
結局、夏休み中、二日間かけて検査をする事になりました。


検査は娘にも負担が掛かります。

もしかしたら、これは、私のエゴなのかも・・・・と言う思いもあります。

検査をしなくたって、先生と戦えたら上手に話せたら、それで良かったんだけど。

検査が全てじゃないって事も充分解ってるつもりなんだけど。


それでも、何か、自分が頼る指標みたいな物が今は欲しいと思ってしまって。

学習障害のようなものが、何か、娘にあるんじゃないかという引っ掛かりがずっとあって。



日常生活では、随分成長した娘。

それに、多少のこだわりや、パニックは理解できるように大人になった私

実は、この病院には、しばらく予約を入れる必要はないかも・・・・と感じています。


だったら、最後に、自分の中に引っかかっている物を、全て、
信頼できる先生に任せてみて、その上で、色んな物を吹っ切って、
一皮向けたらいいな・・・・・・なんて。


受付で、次回の予約を入れようとすると、先生の８月の予約表が見つからない様子。

「夏休みを取られているのかも。すみません」と受付の方が。


なので、結果の分析は９月に持ち越しになりました。


でも、それを聞いて、ホッとしました。本当に多忙な先生。

診察日が月曜日の午前だったのが、最近変わったのも、
土日に何かとお忙しいからなのかな・・・・・なんて勝手に推測しちゃうほど。

夏休み・・・・なんていう物がもしも、本当にあったとしたら、とても嬉しい。

常日頃から、働き詰めなんだもん。

こうやって、今でも外来で普通に診察をし、来た人、一人一人に気持ちを込めて
まるで、自分の事のように受け止めて対応してくださっている先生に、
どうか、素敵な夏休みがあって欲しいと心から願っています。


・・・・・ところで学校を早退という、日常パターン外の
納得いかない目立つことをさせられた娘ですが・・・・・。
結局、この日も先生と会わずに終了～。

はは・・・・・ごめんよ。娘。念の為、念の為。

おわびに、帰りは大好きなハッピーセットをごちそうしてあげました