＊音ｏｔｏ＊とお散歩

来たか・・・・・・やっぱり。

ちょっと予想はしていた。

秋に、パパのお兄さんの息子さんの結婚式がある。
つまりは、ｏｔｏの従兄弟なんですけど。

田舎者のうちらにとっては、遠い地での初めての『招待制』って言うだけで、
何着ていくの　いくら包むの
全然見当付かない・・・・って、気持ちが重かったのですが
それ以上に、もしかして・・・・・と恐れていたのが、よく披露宴で見る子供による『花束贈呈』

頼まれるかもね・・・・・なんて、うっすら思ってはいたけど
「それなら、行かない。」と、言い切る娘に、やっぱり無理だよなぁ、って。

そんな我が家に・・・・やっぱり、来ました

しかも、花束贈呈じゃなくて、教会でリングを渡す役目なんだとか。娘一人で。

電話をくれたお兄さんは、
「恥ずかしがり屋だもんね。うちの家系は皆、そうだから解るよ～。」
と、まだちょっと逃げる余地のあるような言い方をしてくれたのだけど
後ろにいるお姉さんの気配を強く感じた。

途中で、断れない言い回しに強く変わった。

私は断れない。無理。
取りあえず、私が娘の傍に居ればもしかしたら・・・・と電話を切った。


お兄さん夫婦には、どれだけお世話になっているか、言い尽くせない。

その一人息子が結婚するんだから、出来る事はなんでもしてあげたい。

でも、ｏｔｏにとって、それがどれほどの事か・・・・・それも痛いほど解る。

案の定、娘は、絶対無理だと、言い張っている。
もう少し。説得はしてみるつもりだけど・・・・・・。

非日常が嫌い。最近はスカートすら中々履かない。
ヒラヒラのドレスなんて絶対嫌というので、地味なスーツにする予定だった。
それも、いいのか・・・・・と不安だったのに、そんな大役・・・・・。


今日、私には断れなかったのですが、パパに改めて電話をして貰う事にした。

ｏｔｏは、随分頑固でわがままな子だと思われていると思う。

いっそ、発達障害であると言うこと、いや、もっと解りやすく、
「自閉症」の傾向がある子だという事を言っていまった方がいいのかもしれない。


そう思ってしまうのは、私のわがままだろうか。

はぁ・・・・・。