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テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:本*映画*テレビ
私の春休みが始まっています。
だらだら休みすぎると、偏頭痛が始まると解っていながら 初日は自分への一年間のご褒美でソファでゴロゴロ・・・・・。 よって、今朝は鎮痛剤で始まりました。 縛りがないとシャッキとしない専業主婦にホント向かない私です。 今日もゴロゴロ・・・・ってわけにはいかないので、 前から見たかった映画を見に行きました。 アカデミー賞作品なのに、どのシネコンでもやってないのにはビックリ。 田舎から出向いていくには、駐車場のある施設が楽なんだけどなぁ。 前にブログで書いた、ロバートダウニー・Jrと並んで大好きな俳優さんが 今回の主役のコリン・ファースです。 25年も昔の作品ですが彼はとても良かったんです。 取り付かれたように、何度も見た映画です。 いかにものイギリス映画で、とて~も暗いですけど。 (あ、残念ながら主役ではなかったので、写真の彼ではありません。)(~_~;) 英国映画傑作選 アナザー・カントリー HDニューマスター版 / 洋画 彼は、やっと最近ハリウッドでも名前が出てくるようになりました。 ただ、出産してからは、映画に気持ちがいく余裕が無かったので 最近の彼の作品は、残念ながら全然見ていません。 深~い演技が出来折る俳優さんになっていく気がしてたんですが でも、まさか、オスカー俳優になろうとは・・・・ 映画館について、お財布を忘れた事に気付きました なんて、アホな~ しかし、かろうじて、クレジットカードを持っていたので 1000円のチケットも、700円のパンフも無事に、購入 よ・・・・良かった・・・・・。 さて、映画ですが。 地味でした。と言うか、イギリスの良質な映画だわ~って感じ。 でも、私、始まってすぐに、もうジワジワと涙が止まらなかったのです 「吃音」に苦しんでいる皇太子が、子供のように見えるのです。 厳しい、父や乳母に育てられ、心の奥底で悲鳴を上げていた皇太子。 我が娘のようでもあり、学校で日々頑張っている子供達でもあり。 特性にしても、家庭の事情にしても・・・・・何かしら、抱えて 苦しんでいる子供達・・・・・彼とダブって見えて仕方ありませんでした。 そんな彼の吃音を治せるのは、爵位を持った名高い名医ではありません。 彼と初めてお友達になった、一般人なのです。 その先生は、英国では、 豪州人としてのコンプレックスを抱えて生きている普通の人。 この辺を具体的に書いちゃうと、ネタバレになりそうなので控えますが。 でも、ちょっとだけ。 資格や地位じゃない。偏見を持たずに、向き合って友になる。 人と人が心を開き、本気で向き合った時、一緒に大きな壁を乗り越えられる。 そんな二人の交流が、私にはとても感動的で、どうしても、 日常の色んな事がオーバーラップして他人事のように思えませんでした。 最後に、スピーチを終えた時の、 コリン・ファースの自信を取り戻した清清しい表情に、また号泣 単館上映だし、レディースディと言う事で、物凄く混んでいました。 こんなに前で見なきゃいけないのは久しぶりでした。 次のお昼の回は、もっと、ずら~っと行列でしたので、朝一で行って良かった~。 この、沢山の人たちも、同じように感動してくれてたのかな。 アカデミー賞をくれた審査員の皆さんに、感謝したい気持ちでイッパイです。 私は王様でも、コリンでもないんだけど~・・・・。 イッパイ、α派を出して帰ってきました。 さぁて、子供には厳しさじゃなく、優しく向き合ってあげなくちゃね~。 追記 パンフレットを読んで。 彼(コリン)は、こう語っていました。 王は問題を克服していない。(吃音が治ったわけではない。) 同じように問題を抱えている人達のために、正直に演じた・・・そうです。 自分の障害に向き合って、闘う事で、自分の中に潜んでいる物を発見した。 これが、彼にとっての勝利だと・・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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