＊音ｏｔｏ＊とお散歩

残念ながら、我が家の新聞ではないので、
ちゃんとした本文全部を読めなかったのですが。

実家の新聞で、昨年を振り返って、
いくつかの語りを抜粋してる記事を見つけました。

長野大学の和田勉さんの記事です。


私なんかよりも、ちゃんとご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが
恐らく、ご本人がアスペルガーで、その経験を踏まえて、
こちらの大学で夏に講演会をされたのだと思います。


最近、娘は（学校生活においては）ほぼ落ち着いて生活しているので
家でも、もっと・・・・・と要求してしまう場面が増えていた気がする。

娘に対して、かなり厳しい要求をしているのかな、と。
普通の躾の一環だと思っている反面・・・・・。

以前より、「普通」と言う言葉が嫌い。
と言っておきながら、私自身、娘に「普通」を強く要求している現実。
矛盾もいいところ。


そんな中。この記事。

以下、一部、抜粋です。




自分の経験を踏まえ、アスペルガー症候群の子供と接しておられる方には
「変わっている」と責めないで欲しい。
私も親から「なんで普通の事が出来ないの」と言われた記憶がある。
子供に自分と同じ物が見えていると思わないで欲しい。
たぶん、物理的には同じでも、見えている世界が違います。
普通の人生を歩ませる事が、本人の幸せだと思わないで下さい。
良い学校、良い就職先、結婚よりも、もしかしたら一生
他人と最低限しか接触せず１人きりで暮らす事が
幸せと言う人もいるかもしれないからです。




こんな講演あったんだなぁ。聞きたかった。
８月の記事には、もっと詳しく載っていたのかもしれない。
今度、調べてみようか・・・・。


これは、アスペルガーかどうか、障碍というものがあるかないか
そんな事とは関係なく、子育てにそのまま肝に銘じた方がいいのかもしれない。

娘に対して、ついつい要求ばかりしてしまう私なんかは特に・・・・。

私が見えているもの、感じている事。
そのまま娘に伝わらなくても、苛立ってはいけないのよ。


この冬休みも、娘にはできない事が多すぎた。
予定表のほとんどが守れなかった。
自分で決めた事なのに・・・・おまけに八つ当たりも相変わらず酷く。

その度に、こちらも必死になって説教しちゃって。

本気で掛かっていかないと、こちらの話に耳を傾けないので
追い詰めて、追い詰めて、こちらを振り向かせてしまっている。

悪循環が。

今一度、娘と正面からぶつかるのではなく
一緒に、同じ方向を向いて、頑張らねばいけないのだと、記事は教えてくれた。


小学校時代が、あと１年ちょっとしかない・・・・・と言うのも
私を焦らせている・・・・・でも、自分の物差しで計っちゃいけないのだよね。

もっと、私も修行を積まねば。