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カテゴリ:発達障害
私の支援してる子が、ふっと、支援学級に入っていった。
おもちゃなどが置いてあるのを知っていたのだ。 支援級の先生に、誘われて、机を並べて勉強する事に。 教室では全く勉強する気になれない子が、突然、勉強を始める。 少人数。落ち着いた空間。 先生はいつでも話しかけられる位置にいて、指示を出してくれる。 しかも、その指示のタイミング、課題の与え方 声の掛け方、励まし方、丸◎の付け方・・・・。 何だか、凄いパーフェクトな気がする 魔法に掛かったように、その子が課題をこなしていく 本来、私がこんなに驚いていてはいけないと思うんだけど・・・。 支援をする上では当たり前の基本が出来ているだけで。 でも、でも、授業中にやってきた突然の訪問者に 自分の子供たちも勿論、一緒に見ながら、 こんなに鮮やかに勉強をさせた手際が、凄いぞと。 5分くらいで集中力は途切れてしまう。 でも、パパパッと有無を言わさない勢いで、次の作戦に切り替える。 この子の限界を見極めながら、ギリギリのところで課題を与えていた。 しかも、途中で、教室に戻って、物を取ってくるように指示。 これは、多動傾向の子には、当たり前に有効な手で 私たちには当たり前の事として認識してるけど・・・・でも 通常学級において、これをタイミングよく実践出来るかと言うと・・・・なかなか。 しかも、見極めたら瞬時に実行。 そして、後半は私もちゃんと巻き込んで、支援に入る場を作った。 (ここも何気に凄い。支援員を使えない先生が多いのに) このスピード感・・・・この先生、力あるぅ ・・・・・って、私が決して偉そうに言ってる訳じゃなく、 ホント、素直に感動しちゃった訳です。 経験と知識、それにプラスされてる力があるなぁ。 物凄く、触発された瞬間でした。 結局、クラスの子達がやっている、二時間分の課題を 15分程度で、終らせてしまいました。 この15分が、彼の今の最大の集中力だったのも解りました。 でも、その15分で本日の勉強内容、クリア 勿論、教室では、先生の話を聞き、理解し、取り掛かり 並んで、順番を待って、◎を貰って・・・・と言う、 集団生活の流れその物を学ぶと言う時間でもあるので、 あえて時間を掛けて取り組んでいるわけですが。 ちょっと興奮しすぎてる感がありますが。 それほど、学校の中での実態は、支援を必要としてる子には 過酷で、厳しい物があるって言う事だと思うんです。 私はこのブログで、支援級や通常学級の事について 軽はずみに書き込まないようにしてます。 それは、どちらが良いか、なんて事は、親でも、先生でも、 学校でも、委員会でも・・・・何が正解かなんて簡単に出せない。 その子、その子で答えは違うのは勿論、 同じ子でも、その時、その瞬間で、違っているものだし・・・。 簡単にどっちがいい・・・・なんて言えないよね。 支援級の先生との相性っていうのもあるし・・・。 、 だからこそ、難しい手続きとか、何処に在籍するかとか、 年度が替わってからとか。そんな事ではなく、 もっと必要な時に、必要な場に、もっと寛容にお互いの教室を 行き来が出来る物であって欲しいのです。 通級って言うのもあるけど、先生たちも実態を知らないし 活用しようとする先生は少ないし、どんどん推進するほどの枠もないし。 そんな中で、その子、その子にとって、何が幸せなのか。 真剣に、大人は考えて行かないといけないと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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