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テーマ:着物生活を楽しく♪(1693)
カテゴリ:何気ない日常
パパの実家には、もう両親はいません。
独身のお兄さんが1人で住んでいます。 ずっと、気になっていたのが、 今は亡きお母さん、お姉さんの着物たち。 もう何年も、そのままになってて。 お姉さんはお琴のかなりの実力者だったので お琴までそのままあるのですが・・・・。 娘をつついても、馴染みも無く、興味ゼロです。 仕方ないかぁ。 お姉さんが亡くなった時に、 着物は随分整理して親戚には配ってあるのですが まだまだタンスの中には眠っていました。 うちの実家は母も姉も着物が大好きな家です。 特に母は、お茶の時に今でも時々着ています。 私はその中では、自分でも着られないし 知識も薄いし、身近な方ではないですが でも、文化として好きだし、大切にしたいと思って ずっと、その着物たちが気になっていました。 本当はそこには住んでいないけれど 長男夫婦が何かしらの遺品整理をしてくれたら いいのですけれど・・・・・その気配も全く無く。 かと言って、末っ子の嫁がしゃしゃり出てもねぇ・・・。 でも、思い切って、昨年、相談してみたら 私の好きなようにしていいと、全任されちゃいました。 利用されずに、そのまま放っておかれるよりは リサイクルにでも出して、利用してくれる人がいれば その方がいいのかなぁ・・・・と。 私一人では心もとないので、実家で広げ、 母にも手伝ってもらう事にしました。 着物の布をリサイクルしてる人に譲っもいいしね、 なんて母も軽い気持ちで引き受けてくれたんですが。 蓋を開けてみると、その着物たちは かなり上質な物で、センスもとても良く ステキな着物ばかり、量もかなりの物でした。 とても切り刻んで、布として リサイクルするには惜しい物でした。 それより、何より。 まだ反物のままの物。 仕付け糸がかかったままの物。 襦袢から、帯から、 お姉さんが一生着るのに困らないように 本当に良い物を、と集めてたお母さんの思いが その着物たちからは伝わってきてしまい。 母も私も、胸が締め付けられるような思いで 思わず、目頭が熱くなってしまいました。 とは言え、うちの着物たちでさえ ここのところ、着る機会なんてそう無いのに この着物たちも引き取っても、いつ着るの?! ・・・・とクールな姉の一言。 ホント、その通りですよね。 娘が気に入った物は、もしかしたら 将来成人式か、卒業式の着物にできるかも。 袴までありましたからね。 始めは、渋っていた母ですが 着る事が供養になるとの思いで 自分が着られそうな物は お茶で着る事にしてくれました。 私も姉も、好みの物を選別して少し頂く事にしました。 その他、整理が付ききれなかった物は 長男夫婦が帰省した際に、今一度、 見せて最終判断を相談してみる事にしました。 もっと若い頃、一度、着付け教室に 申し込んだ事もあったのですが、すぐに挫折(→o←)ゞ もう少し、子育てにひと段落したら 着物を着るような趣味の物でも始めてみようかな。 さて、その着物たちですが、ずっと実家で 預かっているわけにも行かないから うちで引き取れってせっつかれています、 うちで着物なんて保存しておくタンスはないので 急遽、ベルメゾンでお安めな桐のタンスを買って そこに保管しておく事にしました。 いやぁ、急に桐のタンスって言われても 置く場所が無いので、冬休み中に模様替えして 保管場所を作るつもりだったのですが いまだ、目処が立たず・・・・・ いい機会なので、いつもながらの目標、 身の回りの整理「断捨離」? 今度こそ遂行して、着物を置ける部屋を作ろうとしております。 苦手な、断捨離・・・・・今度こそ頑張らなくちゃ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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